将棋の第82期名人戦7番勝負第4局は5月18・19の両日、大分県別府市の「割烹旅館もみや」で指され、挑戦者の豊島将之九段が藤井聡太名人(八冠)を破り対戦成績を1勝3敗とし、第5局以降に名人返り咲きの望みを繋ぎました。両対局者は対局前日の5月17日、別府を代表する観光地「地獄めぐり」のうちの「海地獄」を訪れています。私は2017年3月に、初めて別府温泉に入り、地獄めぐりの定期観光バスにも乗りました。最初に行ったのが名人と挑戦者が訪問した「海地獄・うみじごく」でした。大きな池があり広々とした場所でした。

 

 

海地獄の敷地内に咲いていた花です。3月12日の撮影ですが、早咲きの桜の一種でしょうか?

 

 

海地獄から上がる湯気の奥に、一瞬陽が当たりました。さすがに虹までは掛かってくれませんでした。

 

 

地獄めぐりの定期観光バスは「亀の井バス」が運航しています。

 

 

地獄めぐりの道中「血の池地獄」前で撮影した亀の井バスの外観です。ボディ前方側面に「日本初・女性バスガイド付き遊覧観光バス運航(昭和3年)」と書かれています。96年前から運航されていたのですね。今は「ツノ付あか鬼バス」にリニューアルされています。

 

 

名人戦は挑戦者の豊島九段が第4局で勝ったことにより、5月26・27日の北海道紋別市

の「ホテルオホーツクパレス」で行われます。紋別には2016年4月に1度だけ行ったことがあります。その時に行ったアザラシを飼育・保護する施設「オホーツクとっかりセンター」でのシーンです。現在の「アザラシランド」エリアだと思います。2016年4月16日の午前10時半過ぎに撮影しました。藤井名人と豊島九段は対局前日の5月25日にここを訪れるのでしょうか?

 

 

その日のANA375便が羽田から紋別空港のRWY32に着陸しました。雪で視界が悪く、自分が乗るわけじゃないのに、無事に到着してくれと願っていました。12:15ターミナルビルと反対側の外周から撮影しました。

 

 

外周道路を半周して紋別空港のターミナルビルに到着しました。左側の壁面に「オホーツク紋別空港」の赤い文字がありました。

 

 

駐車場内にあった紋別空港周辺の案内です。

 

 

ターミナルビルの壁際に「クリオネ」のオブジェがありました。実物は超小型です。

 

 

紋別空港のターミナルビルから撮影したANAのボーイング737-800です。羽田行きのANA356便ですが、乗客の搭乗が終わりドアを閉めてから左翼後方に作業車が近づいてきました。

 

 

アップで撮るとデアイシング(防・徐氷)作業を行っている様子が分かります。1日1往復の羽田便だけのために(他に定期便はなし)掛かるコストは、複数の便がある空港と大差ないと思います。

 

 

ANA356便が紋別空港のRWY32から離陸しました。2000m滑走路を900mほど残してエアボーンしました。8年前はWi-Fiのアンテナが、まだ装備されていませんでした。さて、名人戦の関係者御一行は、どの方法で紋別にアクセスするのでしょうか?紋別に鉄道の駅はありませんし、紋別空港へは新千歳や丘珠からの便もありません。羽田からANAで紋別に呉越同舟で飛ぶ一択かと思うのですが、いかがでしょうか?