藤井聡太名人に豊島将之九段が挑戦する、将棋の第82期名人戦の第3局が5月8日と9日、羽田空港の第1ターミナルで行われています。羽田空港では昨年8月、第81期名人戦で名人のタイトルを獲得した藤井聡太名人の就位式が行われました。結婚披露宴や各種パーティーなどができる6階のギャラクシーホールが会場で、羽田の展望デッキに撮影に行くと、ときには会場設営のためドアが開いていることがありました。南側の展望デッキが私の定位置で、さらに上の「バーズアイ」には滅多に上がりません。さて、今回の対局場の場所が写った写真を昨年10月、帯広から到着したJALのボーイング767の機内から撮影していました。中継映像や、対局場からの写真などを総合すると、右側の管制塔の根元の手前に見える、屋上の下、6階の西側と南側に窓が見える部屋だと確信しました。

 

 

第1ターミナルとヒコーキを絡めて撮るには第3ターミナルの展望デッキがベストポジションだと思います。JALのボーイング777-300ERがRWY16Rに着陸し、スラストリバーサを作動させて減速しています。この機体の「J」の字の真上の6階の部屋が対局場だと思われます。6階の両サイドと、その上の屋上に展望デッキがあります。

 

 

上の写真とほぼ同じ位置に来たJALボーイング737-800の減速シーンです。「JAP」の文字の真上の6階に対局場がありそうです。その右側に見えるベージュ色の壁は、軽食や飲み物の販売施設の物だと思われます。「Terminal 1」の赤い文字の下から左側にギャラクシーホールがあるのでしょうね。

 

 

対局場のすぐ南側の第1ターミナル展望デッキからは、対局場とほぼ同じアングルの写真が撮れます。この写真は上の写真を撮る2日前の朝、セントレアから到着し、帯広へ乗り継ぐ合間を利用して、撮ったカットです。アシアナ航空のエアバスA330-300が誘導路を移動中です。おそらくRWY34Rに向かっているものと思われます。

 

 

シンガポール航空のボーイング777-300ERが上の写真のやや南側の誘導路を地上走行しています。東南アジア行きの便はRWY05から離陸すると思われます。

 

 

ルフトハンザ航空のボーイング747-8IがRWY34Lに着陸しました。最新型で最終型のジャンボ!ボーイング747-8シリーズの旅客型は希少種です。

 

 

羽田空港第1ターミナル南側の展望デッキからは駐機中のANAボーイング787-9「ピカチュウジェットNH」も撮れました。ここの展望デッキは朝から午前10時過ぎまでは順光ですが、それ以降は逆光ですので、私は第2ターミナルか第3ターミナルの展望デッキに移動して撮影していることが多いですね。それにしても、アベマの中継に登場した佐々木勇気八段のレポート、自由で楽しかったですね。佐々木勇気八段と言えば、藤井聡太八冠のデビュー29連勝を止め、最近ではNHK杯を藤井八冠から奪取したA級のトップ棋士です。いいキャラしている先生なのですね。