2月28日の朝、ホテルグランビュー沖縄の部屋で撮影しながらフライトレーダーを見ていましたら、那覇空港に到着する民間機とは違う動きの4発機のを発見し、クリックするとRC-135コンバットセントと表示されました。午後から「道の駅かでな」へ行き撮影していましたら。RC-135がRWY05Rに着陸しました。手前の誘導路にC-17グローブマスター輸送機が写りましたが、大きさ、特に胴体の太さの差は歴然としています。15:26に撮影しました。

 

 

米空軍のRC-135が嘉手納基地のRWY05Rで減速滑走を続けています。「道の駅かでな」から560mmで撮影しています。ノーズは延長されておらず、シャークの口が描かれていますので「コンバットセント」のようです。フラップはフルダウンで主翼上面のグランドスポイラーが立ちあがっていますが、スラストリバーサは作動していません。そういえばCFM56エンジンを搭載した、KC-135やRC-135が嘉手納基地に着陸した際、スラストリバーサを使用した場面を見ていない気がします。一部に装備した機体があったようですが、現在は残っていないのですね。

 

 

RWY05Rのエンドまで進んだRC-135 コンバットセントはRWY05Lの北西側「道の駅かでな」に最も近い誘導路を進んでいます。1.4倍のテレコンバーターを装着した100-400mmレンズを目いっぱい引いた140mmで撮っています。機体番号は847でテイル部が延長されているのが判ります。

 

 

誘導路をさらに進むRC-135 コンバットセントの後方に管制塔と外来機エプロンが写りました。大型輸送機C-17グローブマスター3機と、空中給油機KC-135ストラトタンカー3機が確認できます。15:30にシャッターを切っていました。

 

 

上の写真から約1時間後の16:32、もう1機のRC-135が「道の駅かでな」に近い滑走路RWY23Rに降りて来ました。ノーズが長く、テイルは延長されていません。機体番号は846で嘉手納で見かける機会が多い「リベットジョイント」のようです。レンズは328mmと記録されていました。

 

 

RC-135リベットジョイントがRWY23Rに緩やかに接近しています。滑走路右側に見える10の文字は残り10000フィート(約3000m)を意味します。

 

 

滑走路左側のボードの数字は9になりました。残り9000フィート(約2700m)地点です。画面奥に3機のC-17グローブマスターと管制塔が写っています。

 

 

残り9000フィートの標識を通過してからタイヤが接地し、白いスモークが上がりました。レンズは490mmと記録されています。これら2機のRC-135は北朝鮮のミサイルや偵察衛星の発射などを探知するために、嘉手納でミッションに就いていると伝えられています。