5月17日から19日まで旭川に行ってきました。旭川空港でのヒコーキの撮影がメインですが、旭川に行くと楽しみなのがこの店です。繁華街から少し西に歩いた所にある居酒屋「独酌 三四郎」4年ぶりに行くことができました。
旭川では有名な老舗居酒屋「独酌 三四郎」ですが、2015年の6月に初めて伺いました。その翌年の「孤独のグルメ正月スペシャル」のロケがこの店で行われていたのですね。2017年と2019年にも行きましたが「孤独のグルメ」のロケのことは全く知りませんでした。コロナ禍でティーバーの配信を見るようになり「孤独のグルメ」にハマった私です。今回は、そのことを認識したうえで、5月17日の19時に予約し、お店には5分前に到着しました。まだ外は明るかったですよ。
カウンターのいちばん入り口に近い席が用意されていました。まず注文したのは瓶ビール「サッポロ ラガー(通称・赤星)」と「おかみ旬の盆」です。24mm広角レンズのためビールグラスが傾いていますが、独酌でバランス良い泡を出せました。右下にお通しの「酢大豆」が写っています。独りで飲むなら「旬の盆」は間違いない選択だと思います。
追加で注文した、フキの煮物と日本酒です。酒は「大雪の蔵 吟醸酒」を選びました。吟醸香が感じられ、スイスイ飲めるお酒でした。フキは硬さを残し、歯ごたえと、独特のえぐみが旨し!ですね。
そこに「身欠きにしん」が焼きあがりました。油の乗りが半端ないですね。しょうが醤油と良く合います。フキも、身欠きにしんも、若いころは美味いと思わなかったでしょうね。予約して訪れた若い観光客には名物の「新子焼き」は美味かったでしょうが、この店の良さを感じるには年季が必要かと思います。
〆に頼んだ「オカカのおにぎり」と「キビ茶」です。キビ茶は五郎さんも頼んだようですが、冬のロケと放送でしたので、暖かい方を出したそうです。冷たいキビ茶は、香りと甘みにトウモロコシを感じました。私はバーボンをコイツで割ると旨そうな気がしましたが、どうなるでしょうか?
私の席から正面を見ると炭で焼く「焼き台」があります。実は右側にも焼き台がありますが年季が入っていますね~。最初に来たときは大将が焼いていましたが、そのころ放送していた朝ドラ「まれ」に出演していた、田中泯さんに通じるオーラを感じました。大将が亡くなられて、現在は娘さんが後を継いで焼き台を守っています。来年、また行きたいですね。