昨年11月、羽田では外国エアラインの機体をかなり撮影できました。コロナ禍で機材を主にエアバスA350-900にダウンサイジングしていた、ドイツのルフトハンザは、フランクフルトからのLH716便を、コロナ前のボーイング747-8Iに戻していました。羽田空港のA滑走路RWY34Lに接地したルフトハンザのボーイング747-8Iです。メインギアのタイヤから白いスモークが出ています。

 

 

現在、羽田に定期便で乗り入れている最大の機体、ルフトハンザのボーイング747-8IがRWY34Lを減速滑走中に第1ターミナルの展望デッキ前を通過しました。胴体の長さを感じるアングルだと思います。後方の誘導路をANAのボーイング787-9がトーイングされ、第3ターミナルにはANAの777-300ERと787が駐機しています。

 

 

LH716便は減速滑走を続けていますが、まだスラストリバーサとグランドスポイラーを作動させています。後方に高層ビルや山が見えます。

 

 

第3ターミナルに向けて誘導路を右折するルフトハンザのボーイング747-8Iが順光のアングルに入りました。-1/3の露出補正をしていますが、まだ白が飛びぎみですね。

 

 

フランクフルトから到着したルフトハンザLH716便は画面右側の107番スポットに向かいます。左前方の106番スポットにANAのボーイング787が駐機していますが、747-8シリーズは787にも搭載されているGEnx系エンジンの4発機です。エンジンの燃費は十分に良いと思うのですが、ベースは50年以上前から飛んでいる機体ですので、トータルでの効率では、最新の双発機に及ばないのでしょうね。747-8の最終号機、アトラスエアへの747-8Fは納入に向けて最終段階のようですし、エアバスA380も2021年12月に生産を終えています。旅客型の747-8Iは、それ自体がとてもレアな存在なのですね。