3月31日セントレアから成田にフライトしました。新型コロナウイルスの感染拡大が航空業界に及ぼす影響を実感するため、ヒコーキ以外の移動はマイカーとレンタカーをメインにし、予定通り出発しました。。私が搭乗するANA492便ボーイング787-8 登録記号JA807Aはセントレアの9番スポットに駐機しています。

 

当日のセントレア国際線の出発案内画面です。下から3段目、チャイナエアラインの CI 151便以外は全て欠航になっています。

 

 

私の席はビジネスクラスの後方ゾーンにありましたが、ここの乗客は私1人でした!機材は中・近距離国際線仕様で、フルフラットには、なりませんが十分快適でした。機内の空気は2分ほどで入れ替わりますので、換気は抜群なのです。

 

 

ANA492便は成田空港、第1ターミナル55番スポットに定刻に到着しました。これまでは、到着機のラッシュで、成田着は遅れるのが当たり前でした。左隣の54番スポットには、エメラルドグリーンのANAエアバスA380の2号機が駐機していました。ホノルル便は欠航か機材の小型化によりA380の出番は無くなっています。シンガポール航空、タイ国際航空、エミレーツ航空のA380も欠航になっていますので、A380対応のスポットに、駐機していたのでしょうね。

 

 

 

 

成田空港第一ターミナルの南ウイング出発案内画面です。左側の画面では1便を除いて全て欠航、右側の画面では約半数の便が欠航になっています。

 

 

第1ターミナル南ウイングの様子です。搭乗客は、まばらで、空港の職員、従業員の多さが目立ちました。

 

 

北ウイングの大型出発便ディスプレイです。LEDランプ表示の関係で、欠航の赤い文字が一部欠けていますが、右から2番目のゲートに数字が表示されていない便は全て欠航になっています。

 

 

第1ターミナル北ウイングの様子です。まさにガラガラという表現がピッタリだと思います。ご覧のように、国際線がメインの成田空港内は人の密集とは程遠く、レストランなどは時間短縮や一部、閉店している店舗もあり、空間に余裕を持った席に案内してもらえます。空港スタッフ以外の利用者は、ほとんどいないのです。航空業界の新型コロナウイルスの影響は甚大であることが実感できました。今後、国内線の運航停止や、空港の閉鎖が行われる重大な事態に至らない限り、空港やヒコーキは感染のリスクが高い「三密」とは対極にあると思いました。