ホームドクターさかいクリニック院長のさかいです。
当院は、総合診療(内科・外科問わず)を中心に生活習慣病(高血圧・糖尿病・脂質異常など)、内視鏡検査、超音波検査、肛門病、ソケイヘルニアなど多岐に渡って診療を行っています。病気によって治療の選択肢は様々です。「自分だったら何を選択する?自分の家族だったらどうする?」といつも自問し、安心していただけるような選択枝を提示したいと考えています。
感染状況ですが、なんとなくまたコロナが増えている印象があります。微熱と強い咽頭痛、咳の症状の方が多いです。感染に気を付けましょう。
厚生労働省から「麻しんの国内外での増加に伴う注意喚起について(令和6年2月26日)」の通知が出ており、テレビでも時々特集されておりますので、3月からはしか(麻しん)ワクチンの問い合わせが増えております。
はしか(麻しん)は、麻疹ウイルスに感染後10~12日間の潜伏期間後に発症します。まず38度前後の発熱や咳、鼻水、結膜充血などの風邪症状があり、一旦熱が下がった後に再び高熱が出て発疹が耳の後ろから顔や体、手足に出現します。肺炎や中耳炎などの合併症を起こしやすく、1千人に1人の割合で脳炎を発症します。麻疹は、インフルエンザの約6~10倍の感染性があります。空気感染するため手洗いやマスクでは予防できないやっかいなウイルスです。免疫を持っていない人が麻疹ウイルスに接触すると、ほぼ100%感染します。対策はワクチン接種となります。
と書いてみたものの、ワクチンが入手しずらい状況が継続しており困っております。これはどこの病院も同じ状況です。
ワクチン接種歴や感染の既往が分らないかたは年齢によってある程度わかります。
ワクチンは基本2回接種が良いとされています。
●1972(昭和47)年9月30日以前生まれ
ワクチンを接種していない可能性が高い。
●1972(昭和47)年10月1日~2000(平成12)年4月1日生まれ
ワクチンの定期接種を1回のみ受けている可能性が高い。
●2000(平成12)年4月2日以降生まれ
ワクチンの定期接種を2回受けている可能性が高い。
心配な方は、まず抗体検査をして麻しん抗体の確認をお勧めします。
さて私のRUNです。
さが桜マラソンは、出る出るサギで結局出ませんでした。すみません・・・・。
2月3月の仕事がすごく忙しかったのと腰痛が治らず走れなかった、雨が降りそうなど、、、言い訳が山ほどあります。。。
が、気を取り直して頑張っていきます。
ホームドクターさかいクリニックは、地域の皆様のホームドクターとなれるように職員一同頑張って参ります。
今後もよろしくお願いします。