今回はsuhr のeclipseについてレビューしたいと思います。



赤いケースにsuhr独特の削り跡、物凄くかっこよく、所有欲を満たしてくれます。

このエフェクターの特長は、同じエフェクトが独立して2つ入っていることです。しかも3バンドイコライザーまでですよ!
重ねがけではなく、どちらか一方の音が出ます。
このことによって、バッキングとミッドブーストしたギターソロ、オーバードライブとディストーション等、別の音質の音を出すことができます。

真ん中のvoiceのノブはtoneのようなものです。音の方向性を統一するために左右共通となっています。
オーバードライブ~ディストーションまでカバーできる位、歪みのレンジは広いです。
同社のshiba driveより少し歪んだ帯域~riot位です。
だだし、riotのように高低域をカットされているわけではないので、EQ次第で、きらびやかな高音からズンズンした低音まで出せます。もちろん中音もりもりもいけます。
eclipseのイコライザーの効きが悪いというレビューもありますが、voiceノブとアンプ側のEQで調整すれば音作りには十分だと思いました。

音質はsuhr独特の輪郭のはっきりした感じです。また、riotと同様にピッキングニュアンスが出しやすく、艶のある音です。
ノイズも少なく、高品質なエフェクターです。

JC120だとちょっと粒の大きい硬い感じの音になりました。トランジスタっぽさは、弱冠残ります。
マーシャルで鳴らした方が、迫力があって良い音です。

eclipse単体で鳴らすよりも、クリーンブースターで少しブーストした方が音の芯があって良いです。
私はep boosterをかけっぱなしにして使用しています。

また、suhrお馴染みのfx-link端子がついており、外部からチャンネル切り替えができます。

唯一短所だなぁと思うところは、フットスイッチはそれぞれのオンオフの操作となるので、チャンネルを一発で踏み越えられないところですかね(笑) 

値段は3万位しますが、コンパクトエフェクター2台分と考えれば、リーズナブルだと思います。
一台で何役もこなせてしかも高品質、歪みに迷ったら買って間違いないエフェクターです。

最後に私のエフェクターボードです。


エフェクターは、ep booster⇒eclipse⇒DIGのブースター、歪み、ディレイだけですが、だいたいの曲はいけます。(*^^*)