最近買取詐欺と思しき訪問を2回経験しました。幸い家に上げなかったので被害はありませんでしたが自戒の念を込めて記録したいと思います。
買取詐欺の訪問とは
「不用品を買い取る」などと言って自宅に来た業者が、相場より極端に安く買い叩いたり、貴金属など予定していない品を強引に持ち去るなどの手口で金品をだまし取る行為。
1度目 泣き落とし
完全に私のミスでした。ちょうど宅配便を待っていた日だったので、モニターに映った名札を見て確認もせずドアを開けて門扉のところまで行ってしまったのです。
すぐに「あっ‥しまった😱」と気づきましたが後悔先に立たず。きっと居留守を使う人が多いのでしょう、顔を見せてしまった以上そう簡単には退散してくれません。
引っ越してきたばかりなので不用品はないと断ったのですが、壊れたラジオでも古いレコードでも何でも良いと。
引っ越しの時全部処分してきたと重ねて断ったところ「実は会社からのノルマがある。実績を作るため形だけで良いのでご自宅で鑑定させてもらえないだろうか」かと。
もう何を言っても無駄、絶対引き下がらないと悟り、業者が諦めてくれるまでひたすら「ごめんなさい。スミマセン。」を繰り返しました。
なぜ勝手にきた業者に平身低頭しなければならないのか悔しい思いはありましたが、自宅を知られている以上“逆恨み”されずに帰ってもらうためにはそれしか選択肢はありませんでした。
最後は「分かりました」と言ってなんとか帰ってくれたのですが、捨て台詞のようなものを言われるのではと最後まで怖かったです。
2回目 後から恐怖が襲う
姉から「介護用のポータブルトイレを業者が引き取りに来てくれるのだけど、急な用事が入ったのでその間家に居てくれないか」と頼まれたのです。
市の粗大ゴミ回収に出すためには重いポータブルトイレをゴミ置き場まで自力で運ぶ必要があり悩んでいたところ、ポストに買取業者のチラシが入っていたそうです。チラシの買取リストに介護用ポータブルトイレもあり、問い合わせたところ引き取りに伺うと言われたとのことでした。
最初から雲行きがおかしかった‥
軽トラに乗った作業員が回収に来ると思いきや、スーツを着たどちらかと言うとホストっぽいイケメン風の若い男が1人立っていたのです。そして「お庭が広い、立派な門構えのお家ですね」とペラペラ話しだしたのです。
姉に頼まれた話しと違う、何か胡散臭い、これはサッサと回収して帰ってもらおうと思ったのですが「品番によっては引き取れない物がある。品番を本社に連絡して調べてもらうのでしばらく待って欲しい」と。
すると5分くらいですぐ業者の携帯に電話がかかり「本社で調べたところ残念ながら引き取れない型番とのことだった。せっかく来たので何か他に不用品があればお引き取りします」と。
そんなことは姉が電話した時に最初に品番を聞けば簡単に分かったこと。これはグルだ、最初から引き取るつもりはないのだと気づき「留守番なので家のことは何も分からない」とこれまたひたすら謝り続けやっと帰ってもらいました。
でも後から“危なかったんだ”と背筋が凍る思いでした😱
業者が諦めて帰ったのは、姉がポータブルトイレを玄関先まで運んでおいたからだと思います。作業員さんが大変だろうからと、床に毛布を敷きその上にトイレを置いてズルズル引っ張って玄関まで運んだようです。だから玄関先でトイレをみせることができた。
もしいつもどおり物置に置いたままだったら‥回収してもらうため家の中に案内してしまったでしょう。
平日の昼間なんて大体女性しか家にいません。脅したりされなくても上がり込まれて居座られたらとても怖い。言われたとおり貴金属を出すしかない状態に追い込まれたと思います。
“買取詐欺”といっても手口は“恐喝”に近い。本当に恐ろしいと改めて思いました。
人間のクズ
1回目と2回目の共通点は、業者が紺のスーツ&名札を着けたイケメン風(本当のイケメンではない)の若めの“チャラ男”だったこと。“買取詐欺”は家に上がり込んでからが勝負。女性から警戒されない容姿と態度であることが重要なのでしょう。
それに孫みたいな年齢の男に「ノルマを達成するために形だけでも」なんて泣きつかれたら、おばあちゃん世代は同情して家に入れてしまうかも。
そして貴金属を安い値段で買い叩く。ニコニコしていても目は笑っていない。それが手口だとしたら本当に人間のクズだと思います。
扇風機はどこに行ったのか
一つだけ面白かった光景があります。
ポータブルトイレの引き取りを拒否した業者が扇風機を一機回収して帰ったのです。
実は姉から「昔使っていた古い扇風機がある。ついでに引き取ってもらえないか業者に聞いてみて欲しい」と頼まれていたのです。
でね。忘れないように真っ先に業者に聞いたのです。すると「はい。値段はつきませんがそれで良ければ引き取らせていただきます」と受け取ってくれたのです。
まずは相手の要望を聞き入れて安心させる‥おそらく買取のテクニックだったのだと思います。
がしかし‥目当ての貴金属の買取に失敗。さすがに今更突き返す訳にはいかず渋々持ち帰ったのだと思います。
昭和時代の大きく武骨な扇風機を抱えた今流行りの細身のスーツを来たイケメン風の男。
その図がちょっと面白かったです。
たぶん車では来ていない。持ちにくいしけっこう重かったはず。良く引き取ってくれたと一瞬感謝しそうになりました。
がしかし‥相手は“人間のクズ”の詐欺業者。1円にもならないものにリサイクルの手間をかけるだろうか。もしかしたらその辺に不法投棄して誰かに迷惑をかけているかもしれない。
そう考えると“面白い光景”なんて呑気なことを言っている場合ではないです。詐欺業者につけ込む隙を与えてないよう細心の注意を払おうと思い直しました。










