まず、映画は映像もきれいで美しかった。
白黒がメイン。
万作さんは93歳、子供と孫も弟子と言う位置づけ。
6つの顔までは面白かった。
狂言”川上”を見ながら古文のように昔の言葉が現代とは意味が変わっているのが字幕との比較で興味深かった。
狂言の間合い(ゆっくり杖をついて出てくるところやラスト)は現代のスピードで生きている自分には退屈に感じた。
また夫婦愛については舞台の夫婦から夫婦愛は伝わってこず、冷たい夫婦だなと思った。
万作さんのおじいさんは公務員しながらの狂言で“凡才”であったところからの国宝だが、その息子さんはさておき、サラブレッドとして育ったお孫さんはとても人間として鼻持ちならない感がした。人間が苦労してもエスタブリッシュされると最初の謙虚さが周りの忖度などで失われている気がした。
自分も謙虚でいたい、と思った、そうでないと自分の祖先に申し訳ない。