会社の帰りに嵐に会った時、やけになって風を吹け、雨降れと思った。
雨だ。今日も雨だ。
水道代はタダだから、この雨を使って庭の木に水を入れずに住む人もいるだろう。
近所の雨どいを半分に切って、そこにバケツを置いている人がいるが、うらやましい気もするが、美的にはあまり美しくはない。
会社で2つのことが変わった。1つはある係の人たちが違う部署に席を移したことそして私たちが使っている機材が交換された。
これによって何が起こるかと言うと、空気の流れが変わる。そして今まで溜まっていた気が全て祓われる。
私のいる係の人はすぐに辞めてしまったり、転職して行くが当然だと思う。
私たちの仕事の仕方でランキングが変わると言うのに、その仕事をしている人に挨拶もしないマネージャー。
昨日も先日は助けてくださってありがとうとある人に言ったらそれは助けるとかじゃなくてと冷たくなされた。
私たちの部署の中にはチームワークはあるが、会社全体の人の中にはチームワークなんてないんだと思うと本当に沈んだ気持ちになったが、そんな価値観の接客を行っているとしたら、心はそこには入っていないと思って愛想をつかした。
同僚の可愛い女の子は、人のことを決して悪く言わない。彼女から見たらすべての人が素晴らしく、いつも口から出る言葉は、花や宝石や虹だ。
私は昨日彼女に辛く当たった一面があった。すぐに謝ったが、本当に人間として情けないなと思った。
そして幸説明した。彼女に対するあたりではなく、この仕事場での全体の雰囲気に対する怒りがたまたま口に出てしまったと言うことだ。言いやすい人には行ってしまうので、本当に申し訳ないと謝った。
ということで、この世界の不条理は、私を悲しくてやりきれない気持ちにするが、それもきっとこの雨や台風が洗い流してくれるに違いない。この台風10号が過ぎたら、私はこの可愛らしい同僚のように綺麗なこと、霊を口から出すようにしたい。
雨を風よ嵐よ。私のすべての至らなさを洗い流してくれたまえ。