ふーみんと言う料理人の方が言った事は、今回の映画で初めて知った。探究心に飛んで、クリエイティブな料理を家庭料理の延長線上で作り出し、父親からもらった素晴らしい舌を使って様々な料理を生み出した。この70歳の女性、素晴らしい人生だと感銘した。


癌で亡くなる入院患者も、彼女のねぎそばをテイクアウトでリクエストしたらしく、彼女の甥はそれに答えてよかったと答えていた。

死ぬ前に食べたくなるような料理。現在は引退した。彼女は1日1組限定でお料理を作っているそうだ。そして父親と母親の故郷である。台湾に行き、台湾の家庭料理を研究するのも続けている。


まさに生涯現役でしまれての引退だが、こんな生き方ができたのも、彼女の魅力と、またその店に足げく通った和田誠さん、平野レミさん、あの界隈で過ごしたクリエイターの人たちとのキャッチボールから生まれたメニューも多いと言う。


ご存じない方もご存知の方もお勧めの映画ですので、どうぞご覧になってください。生きる参考になると思います。

https://youtu.be/rjuv46afQPg?si=lrs7aAyaOwGCyXmy