新潟県へ 視察1日目 | 春日部市議会議員 栄ひろみ オフィシャルブログPowered by Ameba

新潟県へ 視察1日目

7月30日から3日間、会派での視察のため新潟県に行って参りました。

今回の視察は、すべて福祉の分野での視察で行政のみではなく、民間・市民レベルでどのような取り組みをされているのかということで、足で細かく回り多くの方からお話を伺う視察でした。

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初日は新潟市を訪れ、まずは、視察先の活動の拠点の、コミュニティカフェ「ごっちゃ」さんでお話を伺いました。

ここでは、「ニート、引きこもり者の就労体験・就労支援と居場所機能を持つカフェ」として、2009年に新潟市の「ふるさと基金事業」(リーマンショック後の緊急雇用対策です)として始まりました。

2012年3月には制度が期限切れとなること、また利用者が発達障害、精神疾患などをお持ちの方が多かったことから、2012年4月より障害者支援のための制度である地域活動支援センターーⅢ型として再スタートをしたとのことでした。

運営の状況やこれからの課題など聞かせて頂きました。

こうした取り組みから一般就労にいかに繋げていくのかこれから私たちも課題として様々感じましたし、大変参考になりました。
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その後は新潟「地域若者サポートステーション」へ!

地域若者サポートステーションは、通称サポステと呼ばれる若者の不安や仕事に向けた課題の解決を支援する厚生労働省の委託事業です。

新潟のサポステは、ハローワークの入っている建物の同じフロアに市の借り上げで入っており、連携を取りながら15歳から39歳の若者の自立して働く支援をしています。

キャリアアップセミナーやコミュニケーションセミナー、話し方講座、職場体験、基礎学習講座など多くの取り組みがありました。

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実際に話を聞いていくと、利用者が様々な事情を抱えているケースが多く、なかなか簡単に解決や就職に繋がると言うことではありません。

この後には、新潟県パーソナルサポートセンターに行って話を聞くことができました。パーソナルサポートセンターでは、就労支援・生活支援を行っており、相談から具体的な支援、問題の解決をしています。そして、地域の各団体・NPO、行政機関のつなぎ役として生活者の自立をめざしています。

それぞれ今回の視察先はつながりがあり、こうしたネットワークで問題解決に向いている事も必要な事で、大変参考になりました。また、その他取り組みの中での考え方など貴重な話を聞く事ができました。

新潟市の皆さま、ありがとうございました。