全員協議会 春日部市立病院について! | 春日部市議会議員 栄ひろみ オフィシャルブログPowered by Ameba

全員協議会 春日部市立病院について!

今日は、全員協議会が開かれ、行ってきました。

春日部市立病院再整備計画基本計画(案)についての議会への報告があり、説明を受け質疑応答が行われました!

春日部市立病院は、老朽化で立替が望ましいとされていまして、新病院について施設・設備計画、事業計画などが示されました。

新病院の適地については、現在の場所・中心市街地・郊外各種の条件から

中心市街地で、既存の公共空間を利用するのがいい、ということから

現在の中央六丁目の中央町第一公園の土地(春日部市役所の裏にある公園)に建てることになりました!

整備の手法としては、「設計施工一括方式」が望ましいとしていて、平成27年度の竣工を想定しているとのこと。

整備事業費は今のところ、設計・工事、医療機器の購入で約100億円。(主に病院事業債・合併特例債を活用)

その他に、システム導入に10億、引越しに2000万から3000万・旧病院の解体に2億ということです。

新病院の特徴は、地域の拠点病院として

4疾病(がん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病)

4事業(小児医療、周産期医療、救急医療、災害時医療)

という公的病院に求められる役割を担う、地域の拠点病院になり

中核的な病院、医療スタッフの知識・技術の向上、患者に優しい病院

ということです。

新たな診療科としては、総合診療科・糖尿科・代謝内科・形成外科・緩和ケア科が設置されるということです。

また、高度な医療ということで、マンモグラフィー・X線透視撮影装置・アンギオグラフィー・CT・MRI・パノラマ撮影装置・骨密度測定装置・ガンマカメラ・PET-CT・リニアック・対外衝撃結石破砕装置・ポータブル撮影装置など、時期を見て購入していくとのことです。

ベッドコントロール責任者を置く、個室は30パーセント程度、医療エリアと業務エリアの区分、サテライトファーマシーを置くなどの事も示された。

このとおりなら素晴らしい病院ができると思います!

しかし、現状から考えると、春日部市立病院は今年度は単年度で黒字の見通しだが

累積欠損金いわゆる赤字は50億ほどになっていて、この累積赤字の解消が必要です。

また、医師不足が言われている中で、これだけの高度な医療、多くの診療科を持つということは、医師や職員の確保が必要になります。

今後は2月には、パブリックコメントが募集され、3月に報告があります。

引き続き、市立病院には頑張っていただきます。