子供にそろばんの練習は意味があるのか?
結論間違いなくあります!
【結論】
子供ががんばれる力をやしなうまでパパママは隣で見守っていてね!
(長文になります)
とある6年生のK君という男の子が教室におります。その子は1年生の時からそろばんを習っておりかれこれ6年間通ってくれてます。
その子の練習は週1回の練習
教室内の練習時間内もだらだらおしゃべりをしながら特に集中せず時間になったら帰る。
とりあえず教室に来ましたが別段何かを目標とする訳でもなく親が行けというから来た。というスタンスでした。
めちゃくちゃ悪い事をしている訳でもないので叱る事もない。
ただ、ダラダラと時間が過ぎました。
そして、残り2ヶ月で6年生も卒業という時、無理無理3級を受けてみたら?と半ば強引に進めてみました。
しぶしぶK君は受ける事にしました。
そこからです‼︎
試験前には受ける子を集めてもう特訓するのですが、そのK君も練習会に参加しました。
するとどうでしょう
点数が取れなかった科目をもう一度やらせて下さい‼︎と自分から嘆願してくるのです。
もう十分な時間をその日は練習し、他の子は帰った後でも1人残ってK君は練習しました。
その姿は以前のK君とは別人でした。
目標がしっかり定まり、それに向けて何をするべきか、そしてその事柄をひたすら努力できるか
K君はまさに努力する楽しさを感じておりました。
そして、一生懸命というものがどんなものかを噛みしめていました。
こんな事が分かるのに6年もかかるのか⁈と思った方もいらっしゃると思います。
しかし、今の現状を言うとここまで待ってくれる親が少ないというのが現状です。
K君はこれから先、常に新しい事が待ち構えております。一生懸命に努力するという人生における最大の楽しさをしっている彼は常に前向きに取り組め、生きていく上で最も大切な物を手にしたのではないでしょうか?
そしてここから
逆のパターンをこっそりお伝えします。
とにかく家でお母さんにやらされる‼︎という子供
やるよ〜と促すなら良いのですが、これをやらないとゲームをさせないよ。
やるまでその子が楽しいと思う事を禁止=楽しい事ができないいやな事柄
とマイナスな事としてインプットされる為自分で進んで練習する事は難しくなってきます。
そして、家でやらされている子はかならず教室でサボります‼︎
何よりやりなさい!と言われてはーいと自ら進んで楽しくできるなんていう子供はゼロです!
どうか子供のやる気をそぐわないで下さい。
やる気になるまでじっと見守ってあげてください。
自分でなりたい!やりたい!という気持ちを芽生えさせ、それからどの様に努力すれば良いかそしてそれに向かってどれだけ一生懸命にがむしゃらにできるか
これは子供達本人ができるかどうかです。
これぞ生きる知恵であり本人しか養えれない力です。