こんにちは。

湘南メディカルクリニック名古屋栄院でございます。
今回は当院で行っている免疫療法についてのご案内でございます。

 

がん免疫療法(NK細胞投与)

人間は約60兆個の細胞からできていますが、毎日、細胞が入れ替わる中で、5000個前後のがん細胞が、健康な人でもできていると言われています。このできそこないのがん細胞を日々監視しやっつけてくれるのが、リンパ球をはじめとした免疫細胞です。この免疫細胞の中でも、唯一、直接がん細胞を攻撃し、最強の攻撃力を持っているのがナチュラル・キラー細胞(NK細胞)です。
がん患者様は、このNK細胞の活性が低いので、がんになってしまったとも言えますが、このNK細胞活性を高め、がんをピンポイントで殺そうとする治療が、NK細胞を用いたがん免疫療法(NK細胞投与)です。別名、活性化自己リンパ球療法とも言います。

 

 

免疫療法とは免疫療法とは

 

 

日本での免疫療法の歴史は本格的な臨床応用としては約30年程度の歴史ですが、湘南メディカルクリニックの培養士グループは日本の免疫療法の草分け的存在であり、東京大学医科学研究所、横浜市立大学、神奈川県立がんセンターなどで長年にわたり免疫療法を研究開発してきました。我々も従来、樹状細胞療法をはじめとした様々な免疫療法やワクチン療法などのメニューも行ってきましたが、結論として最も効果が高かったのがNK細胞を活性化させる療法で、その奏効率は昨年末までの1000例以上の検討から、51%と高く、副作用がない上に抗がん剤よりも効果が高い結果を得ることができました。 

 

             治療法

 

患者様から採取した血液中のリンパ球に、高濃度IL-2と各種抗体を加え、特殊技術により活性化し増殖させたリンパ球を患者様の体内に戻し、がんの治療を行うものです。活性化されたリンパ球のNK純度は平均65%(45%~85%)です。その他の細胞は、α・βT細胞で、これらの細胞もがん細胞を攻撃します。
2週間毎5回の点滴治療で1クールとします。

 

がん免疫療法(NK細胞投与)の備考

<免疫細胞療法の適応>

手術でがんを切除した後の再発や転移の予防から、進行したがんで他に治療法がない場合まで、免疫細胞療法を行うことができます。しかし、血液のがんの一種であるT細胞型の悪性リンパ腫とT細胞性白血病ではTリンパ球ががん化していますので、活性化自己リンパ球療法は原則として行いません。その他、自己免疫疾患の患者様、臓器移植後免疫抑制剤を使用している患者様にも原則として行いません。

 

<免疫細胞療法の中止について>

本治療への参加に同意していただいた後でも、以下の要件に当てはまる場合には、治療への参加を中止させていただくことがあります。

  1. 治療開始後、何らかの異常が発現し、治療を担当する医師により治療継続が困難と判断された場合
  2. 治療を担当する医師の指示を守らなかった場合
  3. 患者様から中止の希望がある場合

 

川森医師

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※名古屋栄院の診療日は毎週木曜日・土曜日です。

初回診察は無料で行っております。お気軽にお問い合わせ下さいませ。

 

【がん免疫療法無料説明会日程】

日時:6月9日(土) 、6月16日(土)  定員:8名


会場:愛知県名古屋市中区錦3丁目16-27
栄パークサイドプレイス6階
 
参加ご希望はこちらから→https://www.immunotherapy.jp/form/setsumei.htm
 
資料請求はこちらから→https://www.immunotherapy.jp/form/material.html
 
湘南メディカルクリニック名古屋栄院 0120-979-7841