インド占星術では、基本的に惑星の反対側にあるハウスにのみアスペクトをします。
1室にある太陽は、7室にアスペクトする、というようにです。
ただ、木星・火星・土星は特別なアスペクトをもっていて、
木星は5室目と9室目、火星は4室目と8室目、木星は5室目と9室目、土星は3室目と10室目にアスペクトをします。
西洋占星術をご存じの方は、木星はベネ・フィック(吉星)なので、トラインにアスペクトすると覚えればいいのですが、火星と土星が覚えにくい。
占星術教室では、先生が理屈を教えてくれますが、こうだからこうと言われてもなかなかぴんとこない人もいるはずです。
これを一発で覚える方法をお教えします。
下の図を見てください。
火の文字をよく見ると、八の字が隠れていますよね。
同じように、土の字をよく見ると十の字が見えています。
これで、火星が8番目に、土星が10番目のハウスにアスペクトすることは、もう忘れられません。
「じゃあ、残り、火星の4番目と、土星の3番目はどう覚えるの?」
簡単です!
「火」の字の画数を数えてください。4でしょう?
「土」の字の画数を数えてください。8でしょう?
これで、火星が4番目、土星が8番目にアスペクトすることが覚えられました。
あなたは、もうこれから永久に、アスペクトに関しては、火星と土星に悩まされることはなくなりました!