ホロスコープを見て、最初に目に行くのが、この6室と8室です。
6室は障害・紛争・努力、8室は突然の変化、中断・苦しみ、どちらもあまり歓迎されない意味が多いハウスです。
この二つのハウス、実はホロスコープを回り回ってつながっているのです。
6室から6室目は11室、11室からそのまた6室は3室と追っていくと
6室 → 11室 → 4室 → 9室 → 2室 → 7室 → 12室 → 5室 → 10室 → 3室 → 8室
のように、つながっていきます。
それを実際のホロスコープ上で示すと下のようになります。
これはまるで、過去に犯した無理強いやズルなどネガティブな行為が、すべてつながりながら戻ってくる因果律が見えてきます。
8室目から6室進めると1室に戻ります。6室と8室という一見美しさとは無縁のハウスから、それらを総合することによって一輪の花にも似た形が出現します。その苦しみから逃れるための答えがこれには表れているようです。
「自分自分に戻りなさい。真我を体験しなさい。それが、未来の自分を栄光化します。」そう言っているようです。