タロット占いなどの「卜占」(カード占いやさいころ占いなど偶然の事象により占う占術い方)にはひらめきは必須ですが、理詰めと思われる占星術にもやはりひらめきは必要です。

 

インド占星術のチャートですが、勉強した方は、

下のチャートで、この人の好きなものはなにか何であるかわかりますか。

答えは、本人が答えるに「ゲーム」だそうです。

いわれてみれば、5室に水星と金星があってなるほどと思えます。

だからといって、ゲーム好きがみんなそんな配置かといえば言えば、それは見当違いです。

 

次のチャートの持ち主は、小学校高学年の頃に「世界観と音楽とグラフィックが綺麗なゲーム」にはまったそうです。

金星は確かに5室の支配星ですが、水星とはコンビネーションを組んでいません。

<5室にケートゥ(象意:まぼろし)があって、支配星が金星で・・・、美しい仮想空間的な何かかな~>という、後付けの解釈ならいくらでもできますが、本人の口から出る前に、そのことを占星術家が言うのは、やはりひらめきあってのことでしょう。

 

どのような占い方であれ、より的中率の高い占いをするためには、ひらめきが必要である。そのひらめきを養うためにも、瞑想などの精神修行は欠かせないと思うのです。