苦労は買ってでもしろ
という言葉に共感しますか?
私たちは
よく苦労は買ってでもしろ
という言葉を聞きます。
この言葉は、
若い時に苦労を経験することで、
人間的に成長したり、
人の気持ちがわかったり、
将来の成功のための基礎を
築いたりできるという意味だと
思われています。
しかし、
本当にそうでしょうか?
苦労をすることが必ずしも
良いことだとは限りません。
むしろ、
苦労をすることによって、
自分の幸せや可能性を
損なってしまうこともあります。
苦労は買ってでもしろという
言葉を言う人の多くは、
自分が若い頃に苦労した経験を
誇りに思っている人です。
そのような人は
自分が苦労したからこそ
今があると信じており、
苦労しない人を見下したり、
苦労を強要したりします。
しかし、
彼らは本当に苦労の価値を
理解しているのでしょうか?
自分の苦労を
正当化するために、
苦労を美化しているのでは
ないでしょうか?
例えば、
戦後から高度成長期に
かけての日本は、
経済や社会が急速に
発展する一方で、
仕事や生き方の選択肢は
限られていました。
そのため、
多くの人が我慢や犠牲を
強いられる時代でした。
その時代を生きた人たちは、
苦労をすることが
当たり前だと思い込み、
苦労をすることが
一人前になるための条件だと
信じていました。
しかし、
今の時代は違います。
働き方や生活の選択肢は多様化し、
我慢する必要のないことに
我慢することは、
自分の幸せや可能性を
奪ってしまうことになります。
我慢を前提とした苦労は、
自分の気持ちを無視した
悪い苦労であり、逃げるべきです。
苦労をするなら
良い苦労をしましょう。
では、
どんな苦労が
良い苦労なのでしょうか?
良い苦労とは、
自分の気持ちに従って挑戦したり、
好きなことや向いていることを
している途中に出会う苦労です。
このような苦労は、
自分の成長や
目標達成につながる苦労であり、
立ち向かうべきです。
良い苦労をするためには、
まず自分の気持ちを
大切にすることが必要です。
自分の気持ちを
素直に表現したり、
聞いてもらったりすることで、
自分の本当にやりたいことや
必要なことが見えてきます。
また、
自分の気持ちに
共感してくれる人や、
応援してくれる人を
見つけることも大切です。
そうすることで、
苦労を乗り越える力や
勇気が湧いてきます。
良い苦労をすることは、
決して楽ではありません。
しかし、
その苦労は
自分のためになるものであり、
自分の人生を豊かにするものです。
そのような苦労は、
自分の人生の宝物と
なるのではないでしょうか。
最後まで読んでいただき
ありがとうございます♪