石と水そのあはひなる枯葎

てつぺんは孤独の形寒鴉

寒月光玉砂利青く蠢きぬ

寒昴回送バスの走り出す

カナリアの沈黙続く冬の朝

「近所に出来た八百屋に夢中です。芽キャベツ、ロマネスコ、赤大根、リーキにアーティチョーク。スーパーと違いお店の人と色々話をしながら買うスタイルです。若い店主は意欲的で勉強家、旬を大切にしていると言います。今時珍しい八百屋のこの先が楽しみです。」と兵庫県西宮市の新家さん。いいなあ、このような近所の八百屋。ちなみに、私（ねんてん）は月一回の散髪屋を楽しみにしています。去年の秋から散髪に行くようになって、散髪屋の小一時間を楽しんでいます。夫婦でやっている昔ながらの散髪屋さんです。

常連の俳句―新家月子