さすがチャンピオン! | 堺部元行オフィシャルブログ Powered by Ameba

さすがチャンピオン!

今日は朝一番からTEAM HIDEメンバーで名古屋の歯科医、岡田先生がミッドブレスにてトレーニング!!

名古屋と言う事はもちろん、千なり~!
ドラえもん堺部はご機嫌、ご機嫌!

プラス、昨夜帰宅してからこれまた名古屋のななちゃんが三河のお土産をお持ちくださいました!
岡田先生も三河だし、名古屋最高!

岡田先生とは胸トレーニング!!

岡田先生も今年のコンテストに向けて調整に入ってますから、トレーニングの内容はまさにボディビルトレーニング。
収縮系の多く、ポージングの際に隙のないチカラの入れ方を学ぶ意味でも非常に有効だと思います。

ポージングは全身に対してくまなく筋肉を収縮し、その収縮を利用して隆起を際立たせ、指示されたポーズの中で最大限に筋肉をアピールする事。
チカラの入れ方をトレーニングで学ぶのですが、それはトレーニング時に必要な姿勢作りにもつながり、トレーニングの質が必ず向上します。

トレーニング時だからこそ、伸展をも利用しながら収縮するポイントをよりわかりやすくするので、必ずポージング力は向上します。

リラックスからダブルバイ、ラット、サイド、バックと隙のないポージングは意味も理解せず、単に形だけをとりポージングとしているからいつまでたっても首がすくんだり、マスキュラーでしかチカラの入るポージング出来なくなるのです。

特にJBBFルールにはマスキュラーはありませんからね…。気をつけてください。

岡田先生とかなり充実したトレーニングが終了して、少し空きが出来たのでトレーニングしようかとジムを見渡せは、ミッドブレス公認パーソナルトレーナーにして全日本プロレス、アジアタッグ王者の金丸トレーナーが一人で胸トレーニングのアップ中!!
今日の東スポにも金丸トレーナー記事が!!

久しぶりだし、胸も肩も同じような部位だし、いっちょ一緒に肩トレーニングどうですか??
と無理やり金丸トレーナーの邪魔して合同トレーニングを敢行しました!!
加圧ベルトも二つあるし、加圧ベルト、レギュラートレーニングのミックストレーニングの開始!!

まずは加圧ベルトをガチガチに巻いての10kgのダンベルサイドレイズを10回から20kgのバーベルフロントプレスを10回のセットから。

10kgのサイドレイズはトップの位置で収縮を意識し、1秒静止しながらのレイズ。
また、バーベルフロントプレスはナロー気味なグリップで頭上にきたら頭を前方に入れ、耳付近で上げ切る形。

このセットは10セットですが、途中は一切休みなしで、全てを連続で20セットを続けて行うことです。
ですから、写真も撮れず画像はありませんが、ノーインターバルで加圧しながらで、さすがに肺にくるチョー苦しいセットでした。

金丸トレーナーは加圧ベルトの痛みに負けそうな雰囲気で、更に二重の苦しみ。
私は普段から加圧しながらトレーニングしてますから、痛みや痺れは慣れてますから、さぞや金丸トレーナーは苦しかったと思います。

終わり次第、すぐにヘビーなダンベルサイドレイズ。

10個並ぶダンベルを重い55パウンドから順に50.45…と10回をサイドレイズしていくのですが、ポイントは僧帽筋をリラックスし、三角筋だけを動かす事。
更に体側に近づいてもチカラを抜かず常にチカラを入れ続けてダンベルを外に広げるイメージです。

最初はヘビーな重量ですが、途中からは比較的上がる様な重量になり、3クオーター辺りは目指して行くイメージです。
大切な事は三角筋の緊張をいくら辛くても抜かずにレイズの作業を続けていく事です。
今回は加圧ベルトをしていますから、握力も限界に近づいてきますが、そこはやっぱり気合いで乗り切る以外はありません。
10セット計100レップのレイズは嫌でも三角筋の深部に効いてきます。
肩に筋肉痛が来ないと言う人は三角筋だけに刺激がヒットしてないのです。
いわゆる慣性を止められない事が原因です。
刺激を作りたければ、ぜひこの2種目を加圧ベルトなしでも連続でやってみて下さい。

次からは加圧ベルトを外してレギュラートレーニングに。

まだまだ腕が痺れているうちにドンドンやっていきます。
水を軽く含むだけのインターバルは常に守ります。

ハンマーショルダープレス。
通常のショルダープレスでも問題ありませんが、ハンマーはオルタネイト、すなわち片方別々に稼動するので、チカラを抜かず出来るので選択してます。

20kgを双方につけて10回をフルレンジで行い、10回をフルボトムからショートレンジで10回を2セット。

30kgにしてフルレンジを10回、トップの位置からショートレンジで10回を2セット。
ここでも三角筋の伸展と収縮を意識したプレスを行います。
三角筋ほど、伸展、収縮がわかりにくい部位はありません。無理やりながらその両者を作るポジションでトレーニングした方が必ず役に立ちます。

次はダンベルサイドレイズを10kgで10回。フロントレイズを10回。これを4セット。

これは上げ切った場所で思い切って小指を上げるスピネイトレイズ。
上げるチカラ以上に手の甲を正面に捻ることがポイントです。
サイドももちろんですが、フロントレイズでは手の甲がお互いに向き合うくらいの上部の捻りがポイントです。
しかも目一杯捻ること!

捻ることでダンベルを上げる勢いでかかる慣性を殺し、収縮に結びつけていくのです。

ラストはアームカールマシンを使いリバースシュラッグ。

これは僧帽筋を収縮しきった場所から肘を使い更に上げる事で、リアと僧帽筋下部をヒットさせられます。
だらんと腕を伸ばしてやるシュラッグではなく、肘を軽く曲げた箇所から更に上げる事です。
かなり重いウェイトでやる事が大切。
僧帽筋は強い筋肉ですからね。
アームカールマシンならフルスタックで20回!
で、すぐにショルダーマシンを使いスタンディングでシュラッグを20回。
これを3セット!
ラストは腹筋、レッグレイズを5セットで無事終了!

今日のこのボリュームで時間は40分くらい。
しかもほぼインターバルは無しのスーパー心肺機能向上トレーニングでした。

私も途中から余裕がなくなるトレーニングでしたが、金丸トレーナーも余裕はあった訳ではないと思いますが、きちんと全てベストなフォームでトレーニングしていました。
久しぶりに強いなぁ…と関心する選手に会いました。

多分、このボリューム、インターバルについてこれるのは一部のアスリートを除いてボディビルダーにはほぼ無理だと思います。
もちろん慣れや普段のトレーニング内容が関与するのは当然ですが、筋肉を鍛え方が根本から違うのです。

普段からハイボリュームで、心肺機能向上トレーニングを実施しているプロレスラー、しかもトップクラスの選手だからこそだと思います。

良くプロレスラーをあれは云々と揶揄する方がいますが、あのハードワークで怪我をせず年間200試合近くをこなし、チカラ技から持久力を必要とするカラダ作りは半端な事では出来ません。

今日も金丸トレーナー以外にドラゴンゲートプロレスの方々が多数ミッドブレスでトレーニングしていましたが、皆さん連日の試合があると言うのに、本当に真剣にトレーニングに取り組んでいます。

金丸トレーナーはその後、何事もなかったかの様にランニングマシンでバリバリ走っていました。

驚きを通り越し驚愕な体力です。
チャンピオンの自覚と言ってしまえば簡単ですが、その継続性と意思には脱帽です。

久しぶりにボディビルダー以外の方とトレーニングするチャンスに恵まれ、改めて自身のトレーニングに対する意識を考えさせられた素晴らしい時間になりました!

これからも色んな方々とトレーニングして新しい刺激をもらいにいってきます。
金丸トレーナー、ありがとうございました!

さぁ、今日は午前中で全てのエネルギーが満タン状態!!