『この町』の色がなくなりそうな日”奏閉店で思うこと” | 続・酒場FUKUSUKEの夜に変更

『この町』の色がなくなりそうな日”奏閉店で思うこと”

トランペッターのK駅長から「今回のエッセー読んでくれ。」といわれ『すばる』を即購入、読むと
『この町』のことが書いてあった。

昔は、『この町』の駅前は三角屋根の駅舎や背の低い個人商店が多かったのだが、『この町』のイメージのよさにゆえ、土地代が高騰個人商店がなくなり、駅前は資本力のあるチェーン店ばかりになった。
そして追うちをかけるように高架工事に伴った駅舎の解体、、、、。(詳しいことは『すばる』をご購入ください。)

確かに私事だが「ここに行こうか!」という店は少なくなった。本当に個人でやっている飲み屋は
すくなくなっていった。

そして本当に『音楽者茶屋 奏』が閉店したのは実に痛い!ほんとうに、、、、。


とある『この町』の周辺在住のエッセイストがクラッシック喫茶がひっそりと閉店しその悔しさを
つづっていたことを思い出した。その中で知人が「なぜ、あんなよい店が閉店するのだろう?もっとやってほしい。」という問いに対して「あなたがいかないからつぶれたのだよ。」と

これは手痛い。もちろんわたしもお店側の人間であるので、お客さん側だけでなく、店側の問題は多分にあったのかもしれない。それもあると思うのだが。

私は『この町』の周辺の団地に幼少引っ越してきたのだが、本当になじめずにいた。

ではなぜ『この町』にお店を出したのだろうか?

それはいい飲み屋がいっぱいあったからだ(笑)
それがどんどんなくなっていく。






帰り際、K駅長に奏閉店を告げると「国立らしい店がまたなくなちまったな。」と。

1句? 『いつまでもあると思うな金と店』おそまつ、、、、。