赤兎馬に乗りたいと思い始めて早15年。

いつタイムスリップするかわからないから、中国語とか武器の作り方とか色々覚えようと頑張ってきた。

中国語は覚えてないが。


でも乗馬5級ライセンスを取った!!

速足までしか出来ないけど、とりあえず一人で馬には乗れるようになった!

これで呂布より先に董卓に取り入って赤兎馬をもらう準備はできた!


ばっちこい、タイムスリップ!!

そもそもこのブログを始めた理由は俳優の波岡一喜さんがアメブロだったからです。

じゃあ三国志のHPも作ったことだし波岡さんと同じアメブロにしようと、不純な動機なわけです。


その波岡さんがペタをつけてくれていた!!!!!

今年の幸運はすべて使い果たした気がします!!!!


ちなみに波岡さんは数年前NHKの朝ドラで落語家「そんけん」を演じていた方です。


私としても日本版三国志を作るのであれば波岡さんには孫権で是非。

波岡さんの役者仲間の斉藤工くんは周瑜、福士誠治くんは趙雲、大竹浩一さんは魯肅か縻竺な、と。


日本版三国志、どこかのHNKのどこかの大河ドラマでやってくれないかな。

京劇の演目で「二将軍」というのがあって、まだ劉彰のところにいた馬超が張飛と一騎打ちをする場面なんですが、最初は鎧と馬でやりあい、衣装替えの間に劉備が馬超の良さを語って、その後、夜戦になってかがり火の元で鎧を脱いでまた一騎打ち、最後は上半身裸で戦う、という、本当は1時間ぐらいの芝居があります。


しかしそれは本場中国でもなかなか難しい演目で、あまり上演されないそうです。


つーことで、2月25日に在日京劇団の『新潮京劇院』の「二将軍」を見てきました。

今回は三国志フェスの時の短縮した20分ぐらいの「二将軍」ですが、馬超を演じるのは三国志フェスの塚本さん(日本人京劇俳優)ではなく、本場中国でお祖父さんとお父さんも京劇俳優だった


張 春祥 さん


が馬超でした。


ちなみに春祥さんのお父さんは人間国宝です。

そして春祥さんは中国で京劇をやっていた時に『国家1級俳優』という京劇役者でもトップレベルの方です。

宝塚で言えば男役のトップスターみたいなものですね。

歌舞伎で言えば中村・・・なんだっけ、この前人間国宝になった鬼平犯科帳の人・・・あの人みたいなもので。


京劇では若いかっこいい男性役を「生(ション)」というのですが、今回は馬超が生でした。

張飛は黒い隅取でヒゲをつけた・・・えーと、なんて呼ぶのか忘れましたが、乱暴者だったり強かったりという役です。


たぶん春祥さんは50歳前後だと思うのですが、今のところ「生」をやった春祥さんを見るのはこれで2回目です。

1回目でノックアウトされました。


北京から来日公演をしに毎年来る『北京京劇院』の国家1級俳優さんたちでも、春祥さんのようなスターオーラがあまりないので、今回の馬超は絶対見なくてはいけない!!と、当日の午前4時ぐらいに友人が「春祥さんが馬超やるって!」というツイッターを書いていたのに気付き、急遽当日券で行くことにしました。


三国志フェスでの馬超と違うのは(塚本さんも凄いですが)まず足がものすごい上がるから「馬に乗ってるんだな~」という表現がよくわかる、見得の切り方がキレキレで海老蔵なんか目じゃない、槍を持たない方の腕のみでの表現力がハンパない、ジャンプが高い、頭の位置を変えずに斜めに1回転するジャンプが連続でできる、槍をバトンのように回すスピードがメチャクチャ早い、声の張りが大きい・・・・その他。


「これが馬超だ!!」


って感じでした。

何度「好(ハオ)!」と叫んだことか・・・!!


三国志好きなら京劇を1回見ておいた方がいいですよ。

あの狭い舞台で三国志が目一杯詰め込まれてますので。


あ、ちなみに呂布も「生」です。日本では悪役ですが、中国ではちょっと間抜けだけどカッコイイ「生」なんですね。


今年の北京京劇院の演目は西遊記ですが、こちらは大きな京劇の団体なだけに、衣装や小道具、大道具、出演者のみなさんがもう素晴らしいですので、それだけでも見る価値が超あります。


ただやっぱり私は春祥さんのファンなので(項羽役もすごかった)ぜひとも『新潮京劇院』の演目を見て欲しいと思います。

こちらは本場と違ってお値段もリーズナブルで、毎回解説をしてくれるので日本人が楽しく見られる構成になってますし。


京劇だけじゃなく三国志が色々楽しめる時代に生まれて良かったなーと思いつつ、死ぬほど眠いのでおやすみなさい。