本日、京劇俳優として地位を築いた梅蘭芳の講座に行ってきました。
講師は中国に関して大変詳しい、明治大学教授の加藤徹先生です。
講座後に加藤先生のところに行って以前からわからなかった三国志とか昔の中国人の名前の付け方を聞いてみました。
では諸葛亮孔明を見本に解説します。
諸葛 → 苗字 (親の代からの苗字の場合もあれば、出身地から取ることもある)
亮 → 名前 (基本的に産まれた時に親が付ける、先祖が何代後まではこの名前と決めておくこともある)
孔明 → 字(あざな) (大きくなったら自分でつける)
だそうです。
苗字と名前は日本とあんまり変わらないですね。
亮という名前は「明るく元気よく」みたいな意味があるらしいです。
字ですが、孔明の場合は「亮」に掛けて「さらに明るく大きくなる」という意味合いで自分で付けたんでしょう。
曹操の「操」とか、劉備の「備」とか、人生に合った名前だな~と常々思ってたんすよ。
関羽、張飛、趙雲の名前なんかは全部「空」に関係してるし、周瑜、孫策、孫権もそれぞれ性格に合うしな~とか妄想して、後から自分で付けたのかも?と思っていたけど、そうじゃなかったんですね。
字を自分でつけてたんですね。
うん、そう考えると「玄徳」「孟徳」は納得行くね!!
夏侯惇「元譲」も納得するね!!元から譲っちゃうんだもんね!!
荀彧「文若」も謙虚だね!!若輩者の文士ですって言ってるようなもんだもんね!!
「伯符」と「仲謀」は長男次男だからわかるよね!!
それに引き換え「雲長」「翼徳」「子龍」なんて大層な名前をよくも自分につけたもんだ。
恥ずかしいッ。
これを知ったら三国無双やる時に字が気になって気になって仕方なくなるよね!!!
だって性格出るじゃん!!
みんな思い浮かべながら無双やってね!!きっとすぐゲームオーバーだよ!!