昨年4月にALBERTを退職し、渋谷の女性向けサービスを展開する企業にCTOとしてJOINしました。
創業数年のベンチャー企業です。
そのなかでF0、F1層向けにかなりニッチなサービスを展開している面白さと将来性、
そしてその根本にあるビジョンが自分の考えていた事と一緒だったため、共感してJOINをしました。

それから1年。
僕自身まだまだ学ぶことが多く、挑戦と失敗を繰り返し成長している最中だと感じています。
今日はそんな毎日から学んでいる、ベンチャー企業の一員として成長していくために大事だなと再確認している3つの事を言います。

1つ目に大事な事は『常に「危機感」を抱き、問題意識・改善意識を持つ事』
失敗から学ぶことは当然として、さらに上を目指すためには成功パターンの中にも問題点・改善点を見つけ出すという意識がなければ一歩先には進めない。
現状に満足してはダメだという「危機感」がなければ、次の思考は生まれない。
当たり前と決めつけた時点で成長は無くなってしまいます。
当然を当然と知りながらも、それを変えていくための問題発見能力と改善する力を身につけていく為にこの意識が重要です。

2つ目に大事な事は『道具を「使いこなす」事にこそ拘るという意識を持つ事』
道具を「使う」ことと「使いこなす」ことは別物。
自分にとっての武器を創るという意志があって、はじめて使いこなすことへの準備ができます。
まず、何を武器にしたいのか決めること。それが決められらないなら、目の前の仕事を極める覚悟を決めればいい。
たったひとつでいい。まずは使いこなせる道具を持つ事に拘って鍛錬する意識が重要です。
それが達成できたとき、次の成長における可能性は広がり、成長スピードは格段に速くなっているはず。

3つ目に大事な事は『「疾走感」があるコミットメントをしているという事実』
何事も思っているだけ、意識だけでは成長しない。
それだけでセンスを身に付けたり、新たな閃きが生まれる事も絶対無い。
それらがある人・出来る人は、常に質の高いコミットメントを繰り返している事実からの経験に他ならない。
気づき考えたことを実行する事の回転率こそが、成長スピードに比例します。
何度も繰り返し経験することで徐々に加速していき、疾走感のあるコミットメントを出していけるようになる。
その事実こそが、成長に必要な重要かつ根本たる事だと思います。

当たり前を当たり前とせず、より多くの「挑戦」をしつづけ、多くの「失敗」を繰り返し、
小さな「成功」を積み重ねていくことでイノベーションは生まれると思います。
ベンチャーにおいて、それを実現するためには「挑戦を継続すること」と「大失敗をしないこと」が重要です。
だからこそ、一人一人が日々成長していくことが求められます。
この3つの意識を念頭において、成長を意識して欲しいと強く願います。