GreeさんとDeNAさんが自サイトからの入社に際して、

支度金として最大200万まで支給する制度を期間限定でやっているようです。

Greeさんの募集ツイート
DeNAさんの募集サイト

これは賢いですね。

人材会社さんに支払う分を入社される方に支払うって事ですから、企業側にとっては採用コストは変わりません。

しかしそれは優秀な人の入社促進へ繋がります。

なにせこれだけの金額なら、地方の方であっても引越し費用他もろもろが捻出できます。

関西方面の優秀なエンジニアが関東へ来ることも可能です。




加えてですが、Greeさんは会社付近に住むと家賃補助もでますよね。

という事は、この制度で入社した方は会社近くに引っ越したら毎月3万円、年額として36万の収入が見込めます。

実際、家賃補助をやっている会社はたくさんありますが、その引越し費用までは補助してくれるところはほぼないです。

また大抵そういうところは都心に会社がありますので、引っ越すにしても家賃ベースが高く気軽にはできません。

つまり家賃補助を受けたくても、なかなか敷居は高いのです。

でも準備金で引越しをして会社近くに住めば・・・

月3万の収入アップがあれば、サーバ借りてスキル磨くのもわけないですよね!

携帯であればパケ放題にしても3台ぐらいは持てますよ!

AppleやGoogleのデベロッパー登録費用も迷う事なく払えちゃいますよね!

そうやって、ますますスキルと夢が広がるわけです(笑)。



「優秀なエンジニアには金を出す!」

これは僕の大好きな曹操の考えにも当てはまるとても素晴らしい制度だと思います。

ただしながらそれを用いる人々が思慮深くあれば、という前提で。

この制度は、自己の成長に「金」をつぎ込める人材を集める事ができるのがBESTな形だと個人的には思います。



エンジニア自らの成長のために「金」はとても重要な要素です。

具体的に「金」をどう使うかが重要だと思っています。

遊ぶにしろ、学ぶにしろ、使い方はさまざまあって良いと思いますが、

長期的にみた場合、豊かな人脈や自己スキルの成長に繋がっているか、

結果が経験値として自らに備わるような使い方をせねば価値がありません。

できれば、一人でもそういう人物がこの制度により広く世に出てくる事を期待しています。