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3969 -さくログ-

老犬さくらと日々の記録

17歳の元保護犬さくらと、社会の負け犬みおこ、そしてその母の何気ない日常。

お日様のぽかぽか射す時間帯に、さくらの散歩に出ました。
さくらは機嫌よく歩いて、ちょっと走りました。
昔はさくらに走られたら、足の遅い私は追いつくのに一苦労したのに、今では早歩き程度です。
あんなに元気に走り回っていたさくらの老いを感じて、とても寂しくなります。
いつまでこうしていっしょに散歩してくれるんだろう?
今は走ってくれてるけど、いつまでこうして走ったあと、「楽しいね!」って言ってるみたいに振り向いてくれるんだろう?
そんなことを考えて、とても寂しくなると同時に、確かに幸せも感じるのです。
そんなふうに、老いることを寂しく思うまでに、いっしょにいてくれてありがとう。
死の淵から、戻ってきてくれてありがとう。
さくらを老衰で見送れるなら、どんなに幸せなことだろう、と。
お日様の下で散歩したさくらの毛は、いつも干したおふとんのようにふっかふかになります。
気持ちいいので、頬ずりしながら帰ります。
お散歩毎日大変ねって、歩いていたら声をかけられることがあります。
大変だけど、幸せです。出来たらずっと、いっしょにお散歩したい。

 

これは昨日ホームセンターに連れて行ったさくら。
何故かカートから立ち上がりたがるんですよね…