用意するものはUX-16とDOMINOです。UX-16はヤマハのMIDIインターフェースで3500円くらいで売っているのでMDR-5を買うのはちょっと…と思う方はこちらがいいと思います。他のMIDIインターフェースでもできると思いますが、たまにMIDIインターフェースとただのMIDIケーブルの違いがわからない人がいてできなーい!ってなるのでお気をつけくだされ。

 

 

まずパソコンにUX-16のドライバをインストールして、エレクトーンとPCをUX-16でつなぎます。

そしてDOMINOを立ち上げます。

 

環境設定の全般2タブ にてF7で終わらないエクスクルーシブデータを許可するにチェックを入れます

(この設定エレクトーンのためにつくってあるらしい…)

 

次にMIDI-INタブでMIDI-INのデバイスにUX-16を指定します。指定できない場合はUX-16のドライバをインストールしていないか、エレクトーンの電源が入っていないか、ケーブルがきちんとつながっていません。あとportAに設定してね。

その後エクスクルーシブ受信バッファをめいっぱい大きくしますw(適正値がよくわからないんですが、足りないとあとでエクスクルーシブを送信したときにバッファが足りません!っていうメッセージが表示されます)

MIDI-OUTタブでも同様にPortAにUX-16を指定します。

 

 

System setupタブにエクスクルーシブを挿入します(挿入タブにあります)

Meaは4以降くらいにしてF0H 43H 70H 78H 10H F7Hという命令文に変更します。

エクスクルーシブのコードはエレクトーンの説明書にあるMIDIコード一覧にのっていて、上の命令は全RAMデータ送信要求のコードです。

つまりここを変えるとレジストデータだけとかシーケンスデータだけとかユーザーボイスだけとかを抜き出すことができます。

 

 

ちょっとこの記事を書いているときはUX16につないでいなかったので画像が変ですが…

赤丸に歯車が二つくっついているのがエクスクルーシブ受信のボタンでこれをおすとこの画面がでるのでMIDI-INのところをUX-16に代えて緑色の三角の再生ボタンをおします。

 

するとかってに(?)エクスクルーシブが書き込まれます。

 

エクスクルーシブの録音ボタンをOFFにします。

さっき勝手に書き込まれたエクスクルーシブのMeaを4より後にしてその前に

F0H 43H 70H 78H 20H F7Hのエクスクルーシブを置きます。(さっきの送信要求の10を20にしただけ)

 

これをdominoから送信するとレジストが再現されるようになります。

おためしあれ。

 

あ、この方法もプロテクトファイルが一切プロテクトじゃなくなってたりするんだ…

だから2DDのフロッピーのデータはこっちで抜き出せばいいのよ… 

20180113追記 プロテクトフロッピーのデータは抜けない可能性があります。