11年前。あと3ヶ月と。
唯一の肉親、父親(61歳)の余命宣告を医者から告げられ私がやったこと
●葬儀場の手配
実家から遠いのはダメ。
有休を使い平日、休日の週末は実家近辺にある会場に直接足を運ぶが、結局金銭的にも限度額に見合った市営に決める
当時というか?今はよぉ知らんが、よくそこらにあるセレモニー会場はべらぼうに高かった。
長年父は会費制のやつに加入していたが、生活保護受給と同時に解約させられた。こういったホールは会員だと安くしかも豪華にできるが、飛び込みの一般は桁が違う
田舎なもんで。
山ん中にある市営葬儀場でホールあり、送迎バスあり、親族室、シャワー、仮眠室、火葬場もあって随分金額的に大助かり。精進落としもホールに隣接していた大広間で。
身内は遠島も多かったんでとくに助かった
●遺影
もっとええ写真はなかったんかーい、と後で後悔したくなく。どうせならステキなほうがええ。
これはほんまに前以て選んで加工もできてネットサマサマ。
娘の私でさえ、未だにいつ見てもいい顔してる。葬儀の時も皆が遺影を誉めてくれた。親族、同郷生が多く、昔から何十年も付き合いのある友人の多い父だったので写真は少し若い頃のやつにした。これ、やっぱり急に選ぶとなると大変やとつくづく思た。そうせざるおえんのやから仕方ないけど、前以て準備できて私は大満足。
ずっと残るもんやし少しでも笑顔の父親で元気な頃の顔が私としてはやってよかった1つ。
●実家の後始末
介護ベッド含め、援助金で取り付けたモノたちは そのまま返却
葬儀後ワタシは主人と、一旦自分の家に一時帰宅するが誰もナンもええよと言ってもないのに、実家に戻ってくると親戚連中が使えそうなもの、欲しいものを根こそぎ持って行った後だった。
別にええけど…勝手に持ってくなよ、と気分が悪い思いしたのを思い出す
実家は持ち家ではなく、市営団地住まい。
父がいなくなった時点で即退所。前以て業者を決めてトラックの大きさや、おおよそのゴミ量を伝え支払い金額も詰めておいた。
これもネットで探すが今ほど業者が多いわけでなく奈良からおっちゃん1人がやってきた。
『ゴミ回収、トラック1台分なんぼ』てやつ。オオモノ家具の解体も運び出しも全部やってくれて軽トラにパンッパン積めて、よくもまぁこんな狭い家にこんだけの荷物あったもんだとビビったね
明日引取業者きますよ~の前日は、実家で父が生存中からお世話になりっぱなしのご近所住まいの仲良しさんや父の身の回りの世話を身内以上にしてくれていたヘルパーさんたちと、泣いては笑って、食べては呑んで最後の一晩を一緒に過ごす
身内ではない者が集まって、父の話で盛り上がる
父も恵まれていたが、ワタシも恵まれていた
親戚連中と揉めてた墓問題で悩んでいた数年。
主人は優しく「あんちゃんの好きにしたらいいよ~」と。
好きにしたらいい言われても…好きも好きじゃないも、まったく分からんくて途方にくれていた時、出会った友人のエミーゴ。
『アカンで!』
と親身に墓地探しにワタシ以上に前乗りになってくれ、結果現在に至る
身内以外の人間に感謝しっぱなしである
もうじき命日です
参りに行ってきます~














