コウさまは普段給食なのだが、
週に1度お弁当の日がある。
その日は、コウさまの分だけでなく、あっくんのお弁当も一緒に作る。
あっくんは
このお弁当の日が大好きで、
あっくん専用のお弁当箱
(といっても、本当はフルーツ用のタッパー)
におかずを詰めてやると、
大喜びで近寄ってきて、
「おべんと!おべんと!!
あっくんの!あっくんの!!」と
朝起きてすぐにお弁当を食べようとするくらい、
お弁当を嬉しがってくれている。
初めてお弁当を作った日には、
あまりにお弁当が嬉しすぎたのか、
お昼に出してやったお弁当を
開けては少し食べ、蓋を閉め、
お弁当箱を小脇に抱えたまま部屋中をウロウロして
また開けては少し食べて蓋を閉めてを繰り返していた。
挙げ句の果てには、
食べかけのお弁当箱を持ったまま玄関に行き、
靴を履かせろと言うので、
それ持って外出するのだけはやめてくださいと
やめさせたら、
またリビングに戻って、
お弁当箱の蓋を開けて中身を少し食べては蓋をしめ、
お弁当箱を抱えて部屋中をウロウロして、
を繰り返していた。
本人的には、
遠足のときのように、
お弁当を持ち歩き、
お外で食べているような
つもりだったらしい。
結局、この日昼から食べ始めて、
あっくんがお弁当を完食したのは
夕方の4時だった。