以前、大阪勧業展に出展した時にブースを担当した者の感想が、当社、中央情報センターのブログ内(2019年10月23日)にあります。
当時の人材コンサルタントの多くがベトナムやタイ、ミャンマー等の人材紹介に力を入れていたようで、
確かに当時は、東南アジア系の方のバックグラウンドチェックが多かった様に記憶しています。
ところが現在は、当時の4分の1以下に減った感があります。
調べたところ、日本は「稼げない国」になったとの記事があり、昨今は円安もあり、さらに日本で働こうとする労働者は減った、と記載されていました。
東京都の最低賃金1072円(9月4日現在。10月から1113円)に比べ、ロサンゼルスは16.07ドルなので、そちらで稼ぐ人もいるようです。
ただ、欧米で働くには多額の資金が必要で、同じ東南アジアの方でも富裕層出身の人しか働く事ができない為、一般的にはシンガポールやオーストラリアを選ぶ方が増えたそうです。
もちろん、物価が高い地域もありますが、その分賃金は高く、渡航費も割安感がある為です。
難航こそしていますが、気が付けば大阪・関西万博まであと2年。
それまでに各国籍の方に対応できる様、外国の方の採用の準備を進める企業は多いです。
その為、この2年で再び外国の方の採用調査の依頼が増えるかもしれません。
国外の方の調査は、乗り越えなくてならないハードルが多い為に、日本人の調査より難しいのですが、効率的な調査手法を模索、確立し、各調査員に伝える必要性を感じる毎日です。