時や場所と共に色々な事柄の解釈が変わります。
例えば招き猫。国内用と西洋諸国使用の者は手の平の向きが反対です。西洋においては、日本式の「おいで、おいで」のポーズは、西洋では「去れ」のポーズになるからです。
また、のこぎりの歯付けの方向や、片刃のナイフ(包丁)も研がれている面が和式と洋式では反対になります。これらは生活習慣が違う為ですが、なぜ違うのかと調べると、結構面白いものです。
最近急激に意味合いが変わったポーズにOKサイン(親指と人差し指で輪を作り、残り3本を曲げないポーズ)があります(日本ではお金。フランスでは0 )。
ここ最近では「ヘイトの象徴」として扱われる様になったそうです。
何故そう言う事になったかの理由は割愛しますが、欧米では、このジェスチャーが過去のSNS等に残っていると将来に響く可能性があるとして、写真を削除する者が増える程、重大な事の様です。
アメリカでは、最近のOKサインの使われ方を知らなかった従業員が「大丈夫?」のつもりで、客にこのポーズをしてしまい、従業員の謝罪及び解雇がおこなわれたケースもありました。この場合は従業員にその意図(悪意)はなかった訳です。
当社でも、解雇を検討している従業員の調査を行ったところ、実際には本人に非はなかった、という様なケースもありました。
誤解をそのままにしておくと、場合によっては、なんの非もない優秀な人材を逃す可能性を多くはらんでいます。この様な問題は、バックグラウンドチェックで解消する事もあります。
調査会社の株式会社中央情報センター公式HP https://tyousa.co.jp/