占術事例:(六壬神課)今後のコロナウイルス感染傾向と対策について |   方術士さいわ 東洋占術研究所

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   方位(奇門遁甲、風水、九星気学)を中心とした東洋占術の研究活動をしています。

 今年は何度かコロナ流行について占いましたが、まだまだ収まる気配はありません。この頃の第三派の流行は今までにない勢いを見せています。

 

(過去の経緯は以下を参照)

 

 

 以前、占ったコロナウイルス関連の動向は秋頃まででしたので、今後の進展を再度占ってみました。今年の夏頃までと違い、複合要因が多くなってきましたので、六壬神課(りくじんじんげ)を使います。

 

<占術:六壬神課>

 

 

(考察)

 

 初伝と四課より、今回の第三派と呼ばれる流行の発端は大きく2つあります。1つ目は10月頃の大きなアクション、イベントとの事ですが、「GoToイート」が該当するかと思います。2つ目は、初伝の朱雀が意味する、ひどい乾燥と、効き過ぎた暖房によるものです。10月中旬頃までは雨が多かったのですが、11月に入ってから乾燥し寒さで暖房を入れる日も出てきたので、そこで急速に増えたようです。この2点により、今回の第三派が引き起こされたようです。

 

 病人の状態は初伝と一課で見ますが、患者は病人らしく見えず普通に動けるので、区別がつき辛いです。さらに、少し騒ぎすぎる所もあるため(ただの軽い風邪でもPCR検査を受ける人が増えた)、本当の感染者が検査待ちの状態になったりするなど、発見が少し遅れる状態になっています。

 

 また、人々がノイローゼ気味とも出ましたので、そこから隙というか緩みが出ているのだと思います。経過を表す中伝では、少しずつ機能低下が起こると出ていますので、精神的なダメージが、免疫力にも何かしらの影響を与えているようです。皆さんのコロナ疲れも、今回の流行に影響がありそうですね。

 

 今後の動向は、中伝と末伝より、来年1月頃に状況変化が表れ、来年5月頃にようやく一段落すると出ました。病気自体は、感染すると治りにくく、全快しても何かしらの後遺症が残る状態と出ましたので、今年の夏頃までの症状と比べて、長引く傾向にあります。よって、今の時期の感染には十分ご注意下さい。

 

 予防方法としては、イベントへの参加是非の再検討だけでなく、乾燥と効き過ぎた暖房に注意すべきでしょう。経絡(けいらく)で言えば、初伝の酉は、漢方医学で言うと「手の太陰肺経(たいいんはいけい)」を司りますので、喉まわりから肺へ至る器官に要注意です。喉の乾燥には、特に気を付けたい所です。乾燥が酷い場所では、濡れマスクを使い、水分もこまめに摂取するなど、喉の粘膜の潤いにも気を使うと、それなりに効果がありそうです。

 

皆様、くれぐれもご自愛くださいませ。