年一の、白い地獄です
そんなにきっちり来なくても良いのに
ああ、そうですね
雪と言うのは均一に積もってなんかくれません
特にこのウィンディシティに爆弾低気圧が来ると

予定通りに窓から飛び降りて、いざ
そう言えば子供の頃、自転車置き場の屋根から降りて
30分くらい埋りました
ちょっと掘ってからのこれ、ですが
どうでしょうか
灯油タンクの底は、50cmくらいの高さですかね

かれこれ1時間くらい掘りましたか 
もう、腕がパンパンです 

ようやくここまで
さて、何があるのでしょうか
扉の前の領域は確保しました
まさか、鍵が掛かったまま、とかね

へぇ

泥棒講座をしますけれども
大体顔が覗く程度の窓、開いていて、外から侵入
普通は飛んでは入れません
どうするか
雪が積もっていますから、それで
そうは言っても、ちょっと踏むと沈みます
ワンちゃんです、お菓子はナボナ

手で体勢を保持して、足を乗せて、とか
そんな身の軽さは無い
なにより、腹を乗せて、取り敢えず落ちないように
そうなると、最後です
想像以上に、人間の身体はそこから動きが取れません
兎に角前に体重を掛けて、窓の中、落ちていくしかないんです
幸い、部屋の中からは、高さ30cmくらいの窓なので、
落ちて

取り敢えず落ち着こうと、お湯を沸かして、一服
マグが震えて震えて
アルコールに堕ちていると、一応そう言っておきますが、
それでもそんなことにはなっていませんから
まぁ、そう言うことでしょう

一段落、また窓から、外の車の雪はじきをしているご夫妻に
どうもこんにちわ



そんなこんなで、これぐらい掘りました
足元が雪に沈まない程度に掘って
漸く扉も開いて、また一服



ゴミ籠へのアクセスも確保し
ま、業者が雪にまみれても、と言う向きもありますが  そもそも捨てられなくなるし、と
この頃には腕も上がらなくなって、
掘った雪は主に道路に棄てていました
そのうち重機も来るだろうと 
ま、来たので

なんでしょう、総括しますか
覚悟がないと、こう言う土地には住めないな
或いは、年取ったらもうダメだな、と