さて、中食にしましょう、なんて。

アイヌコタンの入り口のところに、数軒ございます。

アイヌ料理か、スープカレー、ラーメンなんて風に並んでいて。

 

まぁ、何でしょうか、何人かラーメンのクチになっていたんでしょうね。

すんなりラーメンになります。

店の入り口にある程度メニューもあって、居酒屋的なこともやっていると、料理もあるから、と。

 

北国の味 ばんや

https://tabelog.com/hokkaido/A0112/A011201/1005609/

 

とりあえず生なんか、いただきまして。

 

まずは、プクサのキムチ漬けだか摘んで。

相変わらず美味し。

 

土曜日でしたからか、店のお孫さんかな、女の子がお手伝いをしていて、お水くれたり、オーダー取ったり。

その弟らしきのがまた、それを邪魔して、ちょっかい出してたりするのが、また微笑ましく。

近くの小学校に通っているとか。

そのうち「ちゃんと聞け!」と、店主のお爺さんがそのまま聞きに来るのがまた、いとおかしく。

 

続きましては、ユクのフランクフルト。エゾシカですね。

ある程度スライスして出てくると、豚のものよりは、混ざりものが少なそうな、血が多そうな。

噛んでみると、まぁ、そうですね、豚のはほら、脂とかが入るのか入れると思うのですが、そう言う方面の風味は無く。

却って、肉の味が強く、印象に残った感があります。

野生のシカの肉ともなると、こんな感じになりましょうか。

これもまた、美味しく。

 

いも団子、かぼちゃ団子。

後は、メインの味噌ラーメンを、と。

お嬢さんがオーダー取りました。

この時、また店主が出てきて「時間掛かるよ」と。

 

夫人がまた感動して。

「言い方は朴訥でぶっきらぼうな感じだが、奥には親切さが」

まぁ、そこまで褒めることかしら、とか。

 

団子。と言うか、私のイメージする芋餅、みたいなものでした。

じゃがいも潰して、平たく焼いて。

美味しい。

 

味噌ラーメン。

実は、北海道来て、はじめての味噌。

元々、味噌は食べないのですが、田舎っぽいイメージがあり。

まぁでも、改めてみると中々。

根室のラーメンでも、味噌で食べると美味しくなるのかな、なんて。

 

食後、壁に貼られたお祭りなんかの写真を見ながらの、夫人と店主の会話。

店主のお母さんがアイヌ民族で、お父さんは岩手からの開拓民、とか。

昨日の話と、ここもリンクしてきますね。

 

去り際。

別の店員さんに入れ墨を見た私。

こんなところでも色々あるのかなぁ、とか。