【アニメ感想】私の推しは悪役令嬢

 

原作が百合系のコミックのアニメ化ですよね。タイトル通り悪役令嬢物??かな面白そうだなあと思いまして、アニメを録っていました。結構アニメがよかったと聞きまして、これは観てみようと思いまして、見始めました。

内容的には、乙女ゲームをプレイしていて会社員が亡くなって、転生した先は大好きな乙女ゲームの世界で、自分はヒロインに転生をするという結構王道のストーリー、そして、乙女ゲームなので、当然攻略キャラという男性が何名も出てきて、恋愛をするのが定番なのですが、彼女が亡くなる前にこの乙女ゲームの推しの悪役令嬢に救われた過去があり、彼女が大好きで、攻略キャラの男性には見向きもせず、(好感度フラグをへし折る勢いです)悪役令嬢のクレアに猛アタック、ののしられるのを幸福と感じ、完全に周りをドン引きさせながらクレアにまとわりついていく。かなり楽しいラブコメ展開でした。クレア様が嫌がっている姿が結構楽しくて、ヒロイン頑張れと思っていたのは記憶に新しい(鬼)です。本当にヒロインがクレア様一筋でやばいくらいに一筋で観ていてすかっと楽しかったです。

クレア様が好きすぎて、クレア様のメイドになってお世話したりと、かなりの想いが強い状態でした。結構周りもいい人ばかりで周りを巻き込んでいくヒロインも見どころです?

この世界は身分制度が結構厳しく残っており、そこが一つのテーマになってましたね。ようするによくある、平民と貴族の格差社会ですね。

クレア様が貴族の家の人で、ヒロインは平民である。これが一つのストーリーの中軸にある気がしました。

そして、クレア様は最後は破滅してしまう運命にある。これを前提に話すが進んでいきます。ヒロインであり、乙女ゲームの主人公でもある、レイは彼女を破滅させない未来と自分の大好きな推しのクレア様を守るために奮闘します。クレア様の恋の応援なんかもしちゃいます。自分との未来は考えていない彼女の幸せの未来だけを考えているレイの一途さにちょっと切なくなったりしました。

結構テーマが重い所もありましたね。それは身分だったり、女性同士でクレアは男性が好きで自分は女性しか愛さない(クレア様だけという意味)そこには大きな壁があると認識している主人公が切なくなりました。

だから、主人公であるレイは彼女を大好きだーとか愛してるーとか言っている割にはことそういう恋愛系には踏み込んでこない。(クレア様限定)それどころか彼女の恋を応援する側に回ったりする、周りはそれに違和感を覚えるのに、レイにとってはそれが当たり前だと認識しているからこそ周りも戸惑い、なぜと言わざる負えない状態になっていきましたね

それを最後は打ち破って、クレア様が結構レイちゃんを大好きで彼女と一緒に生きていきたいと考えていたことに本当に微笑ましくなりました。

周りの動きも一つのアクセントになりましたね。

結局彼女の破滅は防げるのかという謎はまだ解明されていませんが、二人が一緒で手を取りあえれば、解決できるのではと思いました。

結構定番の設定ではありましたが、(よくある悪役令嬢物)それを打ち破る設定がすごく新鮮で楽しかったです。

私は続きがすごく気になるので、2期も来てほしいなとひそかに思っております。

後、オープニング曲とエンディニング曲がコミカルで結構ワクワクしながら楽しく聞けて嬉しかったです。