こんにちは札幌市手稲区で屋根工事を
している齊藤宏之です
ダイバーズウオッチと聞いて思い浮かぶもの
といえばやはりロレックスでしょうか
ダイバーズウオッチとはいうと
視認性が高く
ダイビングに適した防水性能があり
最低でも200m防水や逆回転ベゼル
(潜水時間を計測するために
左方向にしか回りません)
など海のスペシャリストといった時計です
これだけの機能ですから当然ゴツくなるわけ
ですがこの常識をくつがえしてわずか6.8mm
の厚さのダイバーズウオッチを
作ったスイスのノーヴェ
というメーカーがあります
通常の厚みの半分としながら防水性能は
200m防水を実現させていて
一般的なダイバーズウオッチと比べても
勝るとも劣らない仕上がりとなっています
自分的にはゴツい方が好きですが
厚みが一つの目安になることが
板金(鉄板)屋根にはあります
私たちが普段使用する屋根材は
ガルバリウム鋼板という材料を
成型加工したものを屋根に貼っています
よく使用するのは平成ルーフと
フラットルーフを使います
木材に打ち付けるために規格があって
455mm間隔で打ち付ける(止める)
ために鉄板も455幅で規格となっています
この鉄板同士をつなぐ作業があるのですが
ここも先人の知恵をそのまま引き継いだ
形となっています(改善はされていますが)
つなぐ時にブチル防水テープをはさみ込んで
継ぎ目を締めます
一度90度曲げ1番機で(締め付け)し
次に今曲げた部分2枚重ねをさらに90度
2番機で曲げ(締め直し)して
仕上げます
ここまでして防水性能を高めるわけですが
この締め付けた部分は「ハゼ」といいます
ハゼは単純に重なった分の鉄板の合計の厚み
となるわけなのですが
1番機、2番機とも人の力で
締め付けるために使用する人の力に
よる個人差が出る場合があります
また建物の揺れなど緩む場合があります
使用している材料にもよりますが
4.6mmから5.6mmくらいが適正です
塗装してからだと傷がついてしまうので
メンテナンスの時は
2番機のみの締め直しですが
塗装前のタイミングで点検も
兼ねてやるのががオススメです
もちろん点検にも対応していますHP
(株)齊藤板金