Vol.107_バクノビー坪田信貴ー
読書ブログにて紹介されていた本。子供を持つ身として、親として適切な教育を与えるためにも、参考までに読んでみた本。
やっぱり我流ではなく、こう言った経験豊富な人の経験談を読んでおくと、自分なりの考えと合わせて有効になってくると思われます。
動機づけのテクニック本と併せて読んでみると良いなと思いました。
以下、引用です。
「『緊張する』するのは『自分の心配』をしているせいです。『聞き手の心配』に意識を移しましょう。」
「毎日1%の改善を1年間続けると、37.78倍になります。つまり、100万円持っていたら、3778万円になります。(中略)とにかく、何でもいいから、日々少しずつ工夫することを意識しましょう。それだけで、あなたの将来はバラ色になります。」
「『宝くじでも当たらないかなあ』と思ったことはありませんか?実は、確実に当てられる方法があるんです。それは、『全部』買うことです。(中略)『確実に成功する』ためには、泥臭く、目的地につながっていると思える『すべて』の道を経験してみようとすることです。」
「だけど、『効率化』は、かなりの『量をこなしてから』できることなのです。(中略)まずは、目の前の対策を、がむしゃらにやってみることもだいじです。」
「子供は親の『言うこと』は聞きませんが、親が『すること』はマネるものです。」
「『知識』や『思考力』は、ただの『テストのため』とか『良い学校に行くため』のものではありません。『自分を守るため』のものです。」
「勉強ができない人間はいません。できない理由は、ほとんどの場合、『教科書や問題集の解説を真剣に読んでいない』ことです。」
「小論文の書き方のコツは、次の4つです。
①まず、大きな数字で攻める(例:20XX年の『所得の格差』ランキングで日本は世界で44位である。)
②具体的な部分では細かい数字を記す。(例:日本の子供の約Y人に1人は貧困な状態であり、そのうちZ%が…)
③苦労話は具体的に目に浮かぶように書く。
④ネガティブな表現に終始しない。」
「でも、その子たちに『どうやって勉強しているの?』とか、『どこの塾に行ってるの?」などと聞いても、あまり意味がありません。そもそも、『できる』人にとっては、無意識にやっていることの積み重ねこそが、結果につながっているからです。」
「受験は、各個人の特有の事情(部活やお金、家庭に関する悩みなど)や性格や体調など、考慮はしてくれません各個人が受験に合わせるしかないのが、厳しいけれど、現実です。」
「受験をするときには、必ず紙に書くでしょう?なのに、その練習の時に違う方法をとるのは、効果的ではありません。走り幅跳びの練習を、”脳内で”だけ続けて、そのまま本番に臨むようなものです。」