お説教をいっぱいうけたあと、手錠を外してもらったシーザーをつれて、彼の家に買える途中、 シッターさんは彼の顔をちらりとも見ずに、窓の外だけを見ていました。
見なかったというよりも見れなかったんでしょうね。。
私も子供がいる親として、彼女の痛みが直接伝わってきていました。
一ヵ月後の裁判の日のために、彼ら一家は弁護士をやとい、
大金をかけたかいがあって、彼が何も悪い事を18歳までしなければ、
犯罪歴を彼の書類から抜いてくれる、というところまでこぎつけました。
(グリーンカードは毎10年更新しなきゃいけないので、
その時に犯罪歴が残っていては更新できない可能性が高いのです。)
シーザーはその後半年間、政府の構成機関の一部のボランテアで働かされていました。
デイナとマイアは、その後も何度か万引きで捕まって、裁判所に足を運んでいました。
デイナは14歳を過ぎた頃から、凄くセクシーな格好をして歩くようになってしまい、
妹のマイアはいつも一人で犬と遊んでいたのをおぼえています。
マイアは私がシッターさんのお宅へ子供達を迎えに行くと、
いつもうれしそうに手を振って、
「ネネちゃん(私の娘。仮名ですが。)のママー!!おかえりなさーい!!」
とはしゃいだ声で叫んで、いつまでも手を振っていました。
あれから二年近くたつのですが、
彼女らはつい最近、どこかへ引っ越していきました。
今でも思います。
もし、彼女らの両親が、強い心で、
麻薬をやめることが出来ていたら、
デイナが水着と変わらない格好にべったり化粧をぬって遊びまわる事も、
マイアが天使のような顔と笑顔で、万引きをし続けることも
無かったんじゃないかな。。と思います。
日本のここがすばらしい!!!と私が自信を持って言えることの一つは、
麻薬が簡単に手に入らない所。。
出来れば日本にはいつまでも、そのままでいて欲しいです。