話がまたちょっと 逸れますが、




私には、 長年も子供に恵まれない友達が何人もいます。







こういう人たちほど、とてもすばらしい夫婦関係を築いていて、





親としても、 すばらしい父、母になる準備が出来ている人ばかりです。







こういう人たちにとって、私のように、結婚する前に ウッカリ子供が出来ちゃったという人間は、







羨ましいを通り越して 妬ましい、と言われます。プンプン









ちなみに私は二人の子供に恵まれているのですが、






どちらも、欲しくて授かったというよりは、




「げ!!! 妊娠しちゃったよ!!!」ガーン爆弾





と言う感じで出来た子供達で、(誤解の無いように言っておきますが、 私は子供達を愛しています!)




その話を子供が授からない友達にすると、





「 ずるいー!! ずるいー!!  斉藤の馬鹿ー!!!!    子供置いてけー!!!!





と半ば本気で言われます。あせる





実際に子供に恵まれない友達の一人は、





やっと政府の機関を通して ある男の子の里親になることが出来て、




この前の11月に 実際ににその子を(赤ちゃん)を引き取る事が出来て、





今、 狂気の沙汰で喜びまくっています。ベル








彼女はもう6年くらい、里親になろうと頑張っていて、





やっと手に入れたその赤ちゃんを、




誰よりも深く深く




愛しまくっています










血がつながらない赤の他人の赤ちゃんを、




「これは 神様が私にくれた子だから、 誰のおなかを通ってきたかなんて関係ないわ。



子供はみんな神様から親に与えられるものだもの。



だから、見てみて! 目元なんて私そっくりだと思わない??」









と言って キラキラした満面の笑顔で赤ちゃんの写真を見せる私の友達は、









世界で一番幸せな母親 以外の何者でもないのです。















でも、彼女がその赤ちゃんを授かったのはこの間の11月。




その前の 数年間、彼女は本当に本当に赤ちゃんを待っていました。






その間の彼女の 苦しみは、






同じ立場になったことが無い人には解らないと思います。





ちなみに私には、 解ろうとしても一生解らない事の一つなんだと思います。。









それなのに、









そんな人たちが大勢いるのに、









彼女達や、その旦那さん達こそ、









本当に子供達を幸せに出来る人達なのに、











おおばかやろう!!!!!










あんた達は母娘そろって





おおばかだー!!!!








どうせだったら、その二歳の男の子も、






今のうちに里子に出してあげるのが、その子のためなんじゃないの!!





馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿!!!!!
















私の、突然の怒りを表した



「実の子供の面倒を見れなかった人間が、どうして他人の双子の赤ん坊の面倒が見れると思うんですか??」





と言う、質問に、






ドロシーさんの娘さんとサムさんは、ビックリしたように固まってしまいました。

















娘さん  「。。。。。。 サムが、、引き取りたいって言ったのよ。。。」








サムさん 「(ちょっと怒って)  癌で死んでいく友達の、最後の願いをかなえたいと思うのは、当然の事だろ

        


        う!!」







斉藤  「癌の治療で使う薬のせいで、 きちんとした物の考え方が出来ない場合は良くあります。




     確信を持って 必ず幸せにする!!!と言い切れないのなら、




     他人の子供を引き取るのは簡単にするべき事では 絶対にないと思います!!!」


     


    「大体、サムさんがもし婚約者の彼女を本気で愛しているんなら、




    彼女の4歳の子供を里子に出させるなんて事をした理由もわかりません!!」


















長い沈黙のあと、







娘さんは何も言わずに、









カバンの中身をかき回して探した20ドル札を置いて、









さっさとサロンを出て行ってしまいました。








それに続いて出て行くサムさんに抱っこされて出て行く2歳の男の子は、







何の異変にも気付くことなく、ニコニコしながら去っていきました。

















その後、



私と、私の隣に座っていた同僚は、(彼女はずっと隣で話を聞いていました。)








何も言わずお互いにただただ見詰め合っていました。。。。











彼女は私を元気付けようとケーキを買って来てくれたのですが、









その時彼女は思い出したように、








同僚  「あ、そういえばドロシーさんが 本当に 顔も覚えてない人と婚約したかどうか、聞くの忘れたね。。。」





と言っていて、












そんなことすっかり忘れていた私は、



ちょっと笑ってしまったのでした。チューリップオレンジ