午前中は、26日からはじまる通常国会に向けた相談の会議でした。

日本共産党の農林水産委員会担当の、紙智子参議院議員、畠山和也衆議院議員と私・斉藤和子、そして、それぞれの議員の秘書のみなさんで、農林水産部会というのを構成します。

そこで、いま何が問題になっているのか、通常国会で問われる問題、出される予定の法案、何を問題にし質問するのか、などなどを議論しました。

一定の問題意識を持って、これから調査や改めて聞き取りをしたり、資料を調べたりと、質問の準備を進めていきます。

午後は、資料の問い合わせをしたり、このブログをリニューアルしたり、アスベスト被害の原告の方々の訪問、国会図書館の利用についての説明などなど、気づいたら夕暮れに。

国会の控え室にいると、次から次へと様々な事が起こり、それへの対応をしていると、本当にアッという間に時間が過ぎていきます。

国会が開会したら、いったいどうなってしまうのか!?

目の前のことに追いまくられて終わらないよう、問題意識を明確に持って、ドッシリと構えてしっかりと質問準備をしていきたい思います。


アスベスト被害でたたかう皆さんと
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原告の方が「夫と息子を亡くした。ただ一生懸命働いていただけなのに。最後は、本当に苦しんで亡くなっていった。本当に悔しがっていた」と、涙目になりながら、話してくださいました。
息子さんは、46歳だったそうです。「私も一緒に働いていたから、いつ発症するか!?爆弾を抱えているようなものです」と。

アスベストの「深刻な被害をここまで拡大した責任は、政府が2007年までアスベストの原則使用禁止措置をとらず、建設産業では建築基準法によりアスベスト含有建材の使用を義務付けてきたこと、そして、アスベスト製品製造企業が自らの利益のために、アスベスト規制を遅らせ、製品を使用する労働者や近隣住民の命と健康を省みなかったことにあります。」(アスベスト集団訴訟)
危険性をわかりながら、規制をしなかった国の責任は重大です。
1人親方も含めて、きちんと補償すべきです。