再生核研究所声明 7652024.8.8) 太平洋戦争とは 何であったか。ー 平和を願って

 

直観的には ある種の歴史的な流れで 相当に自然な経緯に考えられる。 後で反省する様に 当時の状況は簡単では無かったように思われる。

 

尊敬する大谷杉郎先生の 手記における言葉

 

第二次世界大戦の本質は、世界列強の世界侵略に対する日本の切ない反逆です。

 

に 象徴的に表現されていると考える(添付)。

 

そこで存念を率直に表現して 関係者 ロシアの蛮行で、さくばくとした世界の世相の中で みんな仲良くしたい。

 

被害を受けたアジアの諸国の関係者、日本の心情も理解して頂きたい。 アジアが余りにも虐げられていたので、日本は立ち上がざるを得なかった。日本も甚大な被害を受けたが 結果としてアジア諸国の独立を勝ち得た。

 

欧米の植民地支配は目に余るので、欧米には反省の心情が求められる.  しかし、アジアの後進性も認め、自由、平等、博愛、基本的な人権などの文化で 大いに学ぶべきことが多かった。 敗戦国日本の復興においては アメリカに対する別格の感謝と敬意を表明して行くべきである。日本自身を含めて、如何なる国も、このような敗戦処置が取れたようには思えない。

 

アジアで乱を起こすことなど お互いに考えるべきでは無く、アジア不戦条約の精神を育成して行くべきである。アジアは広く漢字や儒教、仏教などで共通する文化的、心情的な一体性を有すると考える。

自然科学や社会文化の先進諸国アメリカやイギリス、EU等とは争うべきではなく、学んでいく謙虚な態度で 友好的に交流して行くべきである。

世界史は、国連の進化で、世界が一つの国のように、国が州や県のようになり、国境の概念などたいして意味の無いような状況を作っていき、平和な世界を実現させたい。

 

                                  以 上

 

2024.8.7.15:10 終戦を意識して一気に表現した。

2024.8.7.17:27 良い。

2024.8.7.19:40 良い。

2024.8.7.21:54 良い。ちょっとの夕立あり、近くで鹿が啼いた。ゴーヤを5本収穫した。

2024.8.8.5:23 良い,完成できる。

2024.8.8.5:54 良い、完成、公表。

 

付録: 大谷杉郎先生と交わしたメールの記録:

2.6 靖国神社問題、背景、厳しい歴史(2007/4/10):

大谷先生: 先ず素直なご意見を頂き大変有難うございます。 追加説明にもありますように、私は先生のご意見をよく理解しており、先生のメール 自然によく分かりました。後で、じっくり読ませていただき、大いに参考にさせていただきます。

各論については、先生のメールの中で、具体的に:

今回の声明案についての感想を書くべきかどうか、いささか迷いましたが、参考になるかもしれないと考えましたので、私の正直な感想をのべます。この感想は、私と同じ年代の人たちには、圧倒的に支持される自信があります。 「声明5」は、軽い現代の常識的立場の整理だと思いました。この程度の見解が「第2次世界大戦について、十分な反省」をした結果だかどうか、頼りないようにおもいました。

この声明案の基本的な問題は、「1.第二次世界大戦をどう考えるか」「2.いわゆる戦犯をどう考えるか」の二つに絞られると思います。 (声明の趣旨は それらにはなく、靖国神社に対する対応の仕方に在ります。 先生の挙げられている問題は 留保して、対応をどうするかが焦点です。 いつも国内で、そして外交で問題になるので、解決案を示しています。)

以下略  あの時代の歴史の中で巻き込まれた、多くの国々で、もっとひどいことをやってきた  これは歴史的な事実であり、日本だけが悪いというのは、おかしいと思います。

2.7 第二次世界大戦と日本の良心(2007/4/12):

5:30 ちょうど次のような事を考えて、目を覚ましました。 研究室に座るとなお桃の花があでやかで、桃の花の寿命の長さに驚かされます。鶯が遠くで鳴いています。

さて ここ数日 次のようなメールに改めて、日本の良心として触れておくべきではないかと どうしても気になっていたのです。それが今朝 吹き出したたわけです。

この感想は、私と同じ年代の人たちには、圧倒的に支持される自信があります。

「声明」は、軽い現代の常識的立場の整理だと思いました。この程度の見解が「第2次世界大戦について、十分な反省」をした結果だかどうか、頼りないようにおもいました。この声明案の基本的な問題は、「第二次世界大戦をどう考えるか」「いわゆる戦犯をどう考えるか」の二つに絞られると思います。(声明の趣旨は それらにはなく、それらを留保して、靖国問題の対応の仕方に在ります、外交や、国内で絶えず問題になっているからです)

小学校入学が満州事変、中学入学の時が日中戦争、4年の時に第二次大戦、高専卒業の時に終戦。正に戦争とともに大きくなりました。戦中派として「第二次世界大戦をどう考えるか」という問題についての回答は、「声明」が考えている現代の一般的常識とはかなり違います。次の資料を折に触れ、繰り返し見て、私の若き日の記憶と照らし合わせるだけです。「総合世界史図表(第一学習社)1987」「総合日本史図表」「コンサイス世界史年表」「世界年表(河出書房)」それに高校の教科書です。今日もこの返事を書くために世界史図表をめくりなおしました。(歴史的な流れがあったと述べ、一応の理解を示しましたが、具体的に事実を見ると、よく分かります。)

世界史はまさに戦争の歴史です。とったりとられたり、栄枯衰盛、食うか食われるかの争いです。この図表(全240頁)の半分ほどの120頁以降、欧米各国の世界侵略のすさまじさが記録されています。スペイン、イギリス、オランダ、フランス、アメリカ、それにロシアなどいわゆる当時の先進諸国が、インド、アフリカ、カナダ、アメリカ、南米、中央アジア、シベリア、にむけた目に余る身勝手な侵略戦争の歴史です。中国だってその渦のなかで、周辺諸国を侵し、欧米からは侵される、不思議なお混乱のなかにありました。これらの大国は、17世紀から20世紀にわたって、世界各地を恐るべき勢いで、傍若無人に侵略しまくって、植民地にしてしまいました。

 20世紀に入った頃、スペインはフィリッピンを、オランダはインドネシアを、イギリスはインド、ビルマ、マレー半島、それにオーストリアを、フランスはベトナム、カンボジャ、ラオスを、つまり東南アジアの全域を侵略しつくしていました。アメリカも遅ればせながら、スペインからフィリッピンを奪っています。太平洋の島々もイギリス、フランス、アメリカの領地にくみこまれてしまいました。その上、勢いをつけたイギリス、ドイツ、フランス、ロシアなどが、競って中国侵略を着々と実行していました。日本に対しても、中国に対する侵略と同じ手法で、治外法権の外人居留地をもうけたり、不平等条約を押しつけたり、で明治維新以来、侵略の初期段階にあったと思っています。ロシアと中国の清朝も、中国東北地区から韓国へと勢力を拡大すべく圧力を強めていました。

このような欧米諸外国からの侵略に対する危機感や対抗意識が、私の若い頃の日本の底流にあったと思っています。諸外国はみんなお行儀がよいのに、日本だけが侵略者でした、などとはどのようにひっくり返っても言えません。第二次世界大戦の本質は、世界列強の世界侵略に対する日本の切ない反逆です。(この事実を重く受け止めるのは 靖国問題に触れた私たちの良心と思います。)

次に「いわゆる戦犯をどう考えるか」です。第二次大戦を前述のように考えているから、戦争裁判がまともなものであったとはとても考えられません。どちらがより悪い侵略者だったかを純客観的に考えられる人はいません。非はいつも相手側にあるものです。 しかも勝敗がつけば、必ず敗者側に押しつけられるものです。それが正しいなどというわけにはいきません。たった1回の東京大空襲で非戦闘員の一般市民を徹底的に殺戮して10万人の死者を出し、同じ非人道的な殺戮をあちこちの都市でおこないました。その上、1発の原爆で広島20万人の非戦闘員を殺戮したことも許せません。このような桁外れの悪逆非道を犯した犯人を裁かないで、戦争裁判の正当性を主張することなどはとても承伏できません。戦犯問題は茶番です。(この辺は 私達は正確に理解していましたが、何か小さな事、慰安婦問題や、連行などでごたごたしているのは誠に変ではないかと、私達は述べてきているのです。そこで逆に 日本が小さな存在であったら、アジアは西欧列強に占領されて、どうなっていたか分からないという考えが 湧いてきました。しかし、声明は靖国問題に対する対応を述べているので、それでよいと思いますが、これらの事を心に止めて、明るい未来を志向し、友好関係を深めて行きたいと思います (2007/4/12)。

 

再生核研究所声明 716(2023.8.3): 日本外交の基本精神について ― 先史時代における在りよう

再生核研究所声明715で、 未だ野蛮な先史時代と嘆きを表明し、世界は如何に在るべきかにも言及してきた。数学の仕事や、楽しみも多々あるが、国論に揺らぎが出て居ると憂慮して、高いレベルから国の在りようについて表現したい(自負の念)。日本には 一応の言論の自由が有り、多様な意見が表明されている。多々存在する日本国の在りようについて ある基準的な考えと考えられる考えを お国を思う気持ちから表現したい。これは下記の文脈で、熱情が湧いてきたためである:

久しく再生核研究所声明を中止し、世界の状況と内部状況の調整を行なっていた。新規な歓びで下記の声明を纏めて発表したら、

再生核研究所声明 714 (2023.7.28): 高木凛々子様と高松あい様のYouTube 上におけるヴァイオリン演奏の映像の 美しさ、素晴らしさ ー 思い

再生核研究所声明 713 (2023.7.26):  華愛もとみ 様 のバラ - ご提案、ご褒美、楽しいビジネス

高松あい様の 凄い演奏で; 15曲くらい一気にバーと撮ったんですね。 凄い、 元気が湧いて来ました。 私も 15くらい存念を 表明したい。 まずは ロシアは軍を引け と助言したい、次は 数学界は恥ずかしい数学を改めよ。 そもそも我々の世界観は 野蛮な 前史時代である。 新世界を拓きたい。 雄大です。 2023.7.28.10:25 と表現した。 すると、暫く中止の予定が、突然熱い情念として構想が湧いてきたので、灼熱のエネルギーも得て、敢然と表現を試みたい。

明治以後の日本は、一応高く評価される。 時は植民地主義のいわば世界の戦国時代、帝国主義の時代、アジアの殆どは欧米の植民地になっていて、 日本も危ない状況にあったことは否めない。 結局は第2次世界大戦で無条件降伏をして、平和憲法の下で アメリカの庇護の下で 平和と経済的な発展を享受、世界に貢献してきた。ロシアの露骨な蛮行で、アメリカの庇護が如何に重要な役割を果たしてきたかを 今 実感されているのではないだろうか。日本国再生の恩人であるアメリカは いわば日本外交の基礎であり、家族で言えば父のような存在である。まずは、アメリカである。 次には当然、偉大な中国は漢字と儒教に代表されるように 日本文化の基礎であり、母なる大国である。中国を訪れて外国には感じられず、懐かしい故郷を想起し、多くの親族に会ったように感じられるだろう。台湾、韓国なども まるで兄弟のようではないだろうか。台湾の人たち、日本人以上に日本人と感じられる人は多い。 ー 空港で 余りにも台湾の方が親切なのには 驚いたと、日本人に話しかけたら、実はその方 台湾の方で、 親切さは日本から学んだと微笑みながら、言っていました。 これらのアジアの人々は、欧米では 多くは外見上区別が付かないのが 一般的ではないだろうか。 海外で日本人に会えたと思ったら、韓国人だったは 結構多い経験である。 他方、インドは日本にとって別格の国である。 お釈迦様の仏教の教え、影響は深く、日本の文化に深い影響を与えている。それは日本人の感性にも深い影響を与えている。 インドに行けば ああ お釈迦様の国か と思うが お釈迦様を偲ばせる、深い 重層な文化背景を感じることができる。

インドネシアやベトナムなどでも広く、心情的に共感、共鳴が感じられ、民族的、文化的にも共通の背景が感じられる。平和国家 日本は、既にどことでも争いはしたくはなく、まして同胞たるアジアで戦火など決して起こしたくはない。 アジア不戦条約などで 

タガをはめるのは 良い考えではないだろうか。共同体意識を高めて行くのが良いのではないだろうか。

しかしながら、ロシアの蛮行を目の前にして、日本はアメリカ、イギリスを中心とするNATOとその協力者たちと歩調を合わせて行くことが、日本の国是であるとすべきであると考える。 実際、NATO諸国の 民主主義体制で、自由の尊重、基本的な人権の尊重は 人間の尊い価値であると考える。ー そのような国と争うのは 気づけば、意味が無いように思われる。

このように思考すると、日本外交の基礎は、簡単である。NATOとその協力者と歩調を合わせながら、アジアの同胞との友好関係をしっかり図って行く事である。

戦後の経緯について、未だ日本に反感を感じておられる状況も伺えるが、日本は欧米のアジア侵略に対して切ない反旗を翻して、その延長線上で過ちを犯してしまったものと 大局的に判断して欲しい。理解を求めたい。

ロシアの蛮行に伴っても、父なるアメリカと母なる中国の緊張関係が高まっているのを憂慮している。 両親がぎすぎすしては 子供たちは困ってしまう。 偉大なる中国は14億の民を有する巨大国家、世界における影響はロシアの比どころでは無く、また中国は偉大な文化を持つ国家であり、ロシア程愚かでも 野蛮でもないと信じられる。 大国を纏めて行くのには、1朝1夕には上手く行かず、何事簡単には 欧米のようには 行かないと 柔軟に対応すべきである。 他方、中国も強すぎる国家主義や、覇権意識を強めず、徳のある世界観で 世界を導いて欲しい。 特に大罪を犯している ロシアとは距離をとり、 ロシアの侵略を諫めて欲しい。また変な北朝鮮についても 上手く導いて欲しい。そうすれば、中国の信頼を高め、 頼れる偉大な中国として、世界から、尊敬される存在になるだろう。

和を以て、尊しとなす。皆仲良くして 新しい世界を築いて行きたい。 住民のために組織、国家はあり、国家が住民の意志に逆らって存在するものではない。 やがて国は 国の中の州や県のような役割になり、領海や国境問題は大した意味を持たないものになるだろう。 世界の如何なる国も、そのような問題における武力介入などは 全て、ロシアの蛮行のように 世界中で 厳しい批判を受けるだろう。 世界の警察権が確立して、世界の暴力は本質的に少なくなり、愚かな軍事費は次第に減少して、豊な民生と文化の発展に向けることができるようになるだろう。

                                              以 上