ワールドカップで全試合放送の権利を取得して注目を浴びたABEMA。我らがサイバーエージェントの運営している「新しい未来のTV」メディアです。

 

23日の日本の劇的勝利でサイバーエージェントの株価も上昇。

試合前の22日の終値1,210円から試合後の24日終値は1,294円、25日はさらに上昇1,343円。出来高も試合前と比べて3倍くらい。

 

そんなサイバーエージェントのABEMA事業は2016年の始業以来ずっと大赤字です。

2016年から2022年の決算までで累計1,170億円(営業赤字)!

(2022/9月期 決算説明資料)

 

 

ただし、近年赤字幅が減ってきて収益改善の兆しがある。

 

日本交通とDeNAのモビリティアプリのGOやドコモのレンタサイクル事業など、かなりの長期間赤字となる事業を辛抱強く続けている会社があります。

ドコモのレンタルサイクル事業は近年ようやく黒字化してますね。

 

サイバーエージェントの主力事業はこのABEMAやアメブロのメディア事業じゃないです。広告事業やゲーム事業が売上も大きいし、圧倒的に利益貢献しています。


 

つまり、ほかの事業で作った金を、メディア事業の赤字の新規事業に突っ込んでる構図。

一見、無駄に思えるようなこの投資。

でも、これって投資家からするととても魅力的なんですよ。

 

TVなんていう既得権益の塊で、レガシーだらけの業界に風穴をあけられて利益が出るようになれば、そう簡単にはその牙城は崩せないし、いままでの赤字なんてあっという間に取り返すはず。

赤字だった事業が大きくプラスになった時のワクワクを考えると、投資したくなりますよね(もちろん、黒字化しない可能性もありますよ)。

 

デジタル化時代になって、商品ライフサイクルの期間が短くなっている気がします。常に何かの技術革新が起きている。

そんな中でガソリン車のエンジンや排気部品とか作ってて、新規事業を何だかんだ始めない会社はやっぱり魅力ないんですよね(例えばね)。

 

赤字事業に既存事業から金を突っ込むのはかなり社内のハレーションが起きますが、そうしないと生き残れない。これは強いリーダーが居ないとできないんですね。

 

是非サイバーエージェントさん、NH、、、TV業界をぶっ潰してください。


※念のため、この記事は投資勧誘を目的としていません。投資は全て自己責任です。自分で情報収集して判断しましょう。

 

ちなみに、奥菜恵さんと藤田社長の事例を鑑みて、世の中の上場を目指している社長は、上場直前には結婚しないという暗黙のルールができたようですね。


【パパっこパパのおすすめ育児本】

網羅的に育児ノウハウが詰め込まれている良本。読みやすく、分かりやすい。 


子どもの脳を科学的に大きく発達させる方法でオススメ。

 

 話題の『非認知能力』の先駆け本!子どもを社会で成功させたいと思う親は一読した方がいい。

 

 個人的に、共感できる良本!

 

おわり

ブログをご覧頂いてありがとうございますニコニコ

参考になった・共感できた等ございましたら
『いいね』『フォロー』宜しくお願い致します。