初日は移動で終わりまして、2日目。

4時間くらい眠れました。

台湾に行った事のある常連さんから、旨いルーローハン屋の情報を貰いました。

調べてみると、土日休みで、13時には終了と。

なので、早速向かいます。


最寄駅を降りますと…

そう、これこれ!

これがアジアの風景。

食べ物の匂い、汗の匂い、排気ガスの匂い、腐ったような匂い…そんなものが混じり合った空気。

決していいものではございません🥹


でもそれこそがアジアを感じるところ。

写真には撮りませんでしたが、腕や脚のないおっさんが道路の真ん中で物乞いをしていたり。

さすがに台湾でストリートチルドレンは見てませんが、もしかしたらそういう国の方が多いのかもしれません。


話それましたが、魚屋では秋刀魚が。

気温は30℃近く。

これ腐るよね。

そんな事を思いながら、見つけました香満園。

台湾、想像以上に英語が通じません。

当方中国語はニーハオとシェーシェーくらいなもので、身振り手振りで注文。

これが噂のルーローハン。

150円くらい。
小さいですが、とても安い。
味は意外とクセなく美味しいです。
どうやら八角を使わない事で有名なお店らしい。
豚肉と脂身のところを甘辛く煮付けたら、そりゃあ旨いよなぁ。


腹4分目くらいで2軒目へ。

見るからに美味そうな水餃子。

10個で300円くらい。

これはかなり日本の味に近いですね。

皮がもっちり。

セルフで醤油、辣油、酢をかけて。


そんでこの店、厨房…と言っていいのか、このスペースでひたすら包んで、ひたすら茹でる。


そもそも日本では営業許可が降りないとは思いますが、こういうのを見ると、商売観は非常に揺らぎます。

キッチンが狭いだの、動線が悪いだの、挙げ句の果てに食洗機が置けないだので、ウダウダ言ってるのが情けなくなります。

これは宿題にして、腹八分目で眠くなってきたので、一度ホテルへ戻ります。


戻るつもりが、ホテルの真横の飯屋を覗いたら、吸い込まれてしまいました。

日本人だとわかると、日本語メニューもありまして、ここは敢えてのチキンカレー。

400円くらい。

うーん、正直ね、普通なんですよ。

松屋のカレーの方がうまいよなー、なんて思ってたら店のオヤジが近くに来て、辣油を入れろと。

自家製っぽい。

これをチョロチョロかけたら、これが本当に味が3ランクくらい上がりました。

辣油がうまいのか、香ばしさがカレーの旨みを引き出すんですよね。

美味しいです、と伝えて店を後にして、隣のコンビニでビール買ってホテルの前で飲んでたら、そのオヤジがタバコの箱を差し出して『一本吸うか?』と。

優しいオヤジです。

でも卒煙して久しいもので、さすがにお断りしました。

オヤジさん、ありがとう。

台湾人の温かさに触れました。


続く…