齋藤です。
プロデューサーになって早くも1年が経ち、
今考えてていることを整理するいいタイミングなのでブログを書きました。

今回のブログは結論、"成果がでないことの責任の所在をどうとらえて次の行動をするかが重要"というものです。
当たり前のことだけど、いろんな状況下で視野が狭くなっているときは他責性の闇に陥りがちだし、こうなるとやっかいで色んな事象がネガティブにみえてくる。

今後行き詰った時に見直して冷静になれるように、3年目なりの率直な考えを書かせていただきます。

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①運用タイトルだから新しいチャレンジができないとかない
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前提として、運用が偉いとか新規が偉いとかそんなことをいいたいのではなく(というかどっちでもいいです)、
何かを得ようとする当事者の意識の問題ということです。
入社してから3年、ずっと今のPJに所属していますが、もともとは新規のゲームがつくりたくて入社したのを今でも思い出します。
理由はただ”かっこいいから”それだけ。
なぜ運用に張ろうと決めたかは省きますが、自分で決断してよかったと今では心の底から思ってます。

ユーザーにも売上にもチームの人にも全力で向き合うことの大切さを学べるし、
本人の意思さえあれば職種関係なく経営にも参画できるのがうちの組織の強みです。

近くでは自分よりも長く運用に携わっている先輩方もたくさんいて、
事業に向き合って常にチャレンジの幅や角度を変えて泥臭くそこにコミットしている。

そんなしびれる環境で得るものがないんだとしたらそれは本人の執着が足りないだけかもしれません。

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②踏ん張りどころと踏みどころ
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とはいえ、成果がでるまでには一定のタイムラグがあると思ってます。

その手数の多さから社内でマーケの"阿修羅"と呼ばれるほどでかい成果をだした同期がいて、
よくルーティンの中華を食べながら彼が話すのは「本当にあそこで折れなくてよかった」ということ。

成果の片鱗が見える前に何度も諦めかけたけど、
これでだめならと思えるくらい踏みまくって一点に執着してみたらたまたま成果がついてきたと(謙虚)。

決断したのは本人自身で自分はただ横で中華を食べていただけですが、
自分もプロデューサーになって数ヶ月間は本当にあらゆる自身を失いかけたので、
今回のことは本当に嬉しかったです。

今ではお互いもっとえぐいところに張らないととお互いを煽りあっています。

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③熱狂してより高い目標に向かうために
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組織やチームメンバーに対して違和感を感じたら、
ネガティブなことを発信する前に、
その違和感の根源は一体どこにあるのかの自問自答を繰り返さなければとよく考えます。

良くも悪くもどこで意識の違いが生まれているのか。
それを解決する妨げになっている本質を言語化するのがまず最優先で、
安易な発言をして取り返しのつかない信頼関係の溝が生まれでもしたらジ・エンドです。

自分はPJの責任者である以上は事業成果はもちろん、そこの視点もだれよりも高くもっていないといけないし、
それをチームへ浸透させるための努力も惜しむべきではありません。

チーム全体のパフォーマンスを上げるためのアプローチの仕方はいろいろがあるかと思いますが、
最後は人に向き合い続けるというのが3年目の答えでした。


今回はものづくりに対してというよりはどう組織に向き合うかという軸のブログになりましたが、
ものづくりの面白さも日々実感するばかりなのでまた別の機会に書ければと思います。

3年目もより一層気張っていきます!!