青春の一部が消えてしまったような…、
空に飛んで行かせてくれるような、
一度聴いたら決して忘れられない
透き通る声で、時折ケルト民謡にも聞こえる表情豊かなあの歌声が、
消えた…。
静かにしみじみと
なんとも寂しい気持ちが押し寄せます。
アイルランドのロックバンド、
クランベリーズ(THE CRANBERRIES)の
ボーカル、ドロレス・オリオーダンの訃報。
体調不良に苦しんでいたとは知らなかった。
学生時代に初めて"Dreams"を聴いた衝撃。
イントロを聴くだけで軽やかな気持ちにさせてくれるこの曲の彼女の歌声にどれだけの人が夢中になり痺れたろう。
今でもYouTubeのmvを見ながら頻繁に聴く曲。
学生時代、一種の熱を帯びたかのように香港のウォン・カーウァイ監督の映画が次々発表され、心待ちにして観た「恋する惑星」のフェイ・ウォンがこの曲をカバーしてテーマ曲になっていたのも、
自分の中の
Dreams=青春の曲、
になっているのかも。
"Zombie"も好きな曲だった。
アイルランドの悲しい歴史を題材にした曲でメロディーがあまりにキャッチーで。
子どもたちへの温かい眼差しも
感じられる曲。
強い想いを込めた狂おしい歌い方で、
MVも強烈に印象に残っている。
この2曲は聴けば、
あぁー!聴いたことある!
って人も多そう。
改めて沢山の人に、
ドロレスの歌声に触れて欲しい!
訃報に触れた人たちのショックの声が
ネットに溢れていて…ドロレスのファンは現在も世界中に沢山いたのに。
ドロレスにそれが伝わりますように…。
聴く!
これからも変わらず沢山聴くよ!
彼女の歌が必要だから。
ドロレス、
素敵な曲を、
唯一無二の歌声を、
これまでありがとう。♡
R.I.P.
安らかに…。