作ってます・・・・。
左 『エキナセアのチンキ』/
右 『カレンデュラ&セントジョーンズワートの浸出油』
☆゚・:,。*:..。o エキナセアのチンキ *:..。o○☆
チンキって言うと私なんかは子供の頃擦りむいた時に
お母さんに塗ってもらう”赤チン”のイメージ・・・・、
でもメディカルハーブの世界では、古くからヨーロッパなどで
ホリスティックケアの一つとして内用でも使われてきたそうです。
度数の高いウォッカで抽出するので、コレ一つで外用にも
内用にも使える優れもの・・・。 風邪の季節ですので、
今回は免疫力を高めインフルエンザなどの感染症の予防が
期待できるエキナセアのチンキです。
内用:ハーブティーやお湯に数滴垂らして服用。
熱湯で淹れるティーの中では殆ど揮発しますが、
アルコールで体が温まる効果も!
外用:北米インディアンが蛇に咬まれた時使っていたと言うほど
抗菌力に優れ、傷口の消毒に。
☆゚・:,。*:..。 カレンデュラ&セントジョーンズワートの浸出油
with マカデミアナッツオイル ☆゚・:,。*:..。
浸出油とは、このあと作る予定の軟膏(バーム)の原料になったり、マッサージオイルとして使用。
チンキもこのオイルも、太陽の暖かい光でジワジワ抽出。
2週間じーっと待つ。
1日1回軽く上下さかさまにしながら・・・・。
カレンデュラは別名マリーゴールドですね。
この花弁を使います。
鮮やかなキレイな色です。
皮膚・粘膜の損傷を修復したり保護するのに大活躍!
消炎・抗菌作用も認められています。
*セントジョーンズワート
落ち込んでしまう状態が長く続いたときや、
気持ちがふさぎ込んでしまうようなときにティーで飲用。
抑うつ傾向にあり、早朝に目が醒めてしまう人たちの
サポートとなるハーブの代表。
古くから抗うつに期待して飲まれていたので、
『サンシャインサプリメント』と呼ばれてます。
香りも味もクセはなく、冷めてくると軽~く草っぽい感じという
程度で飲みやすい。*
外用ですと、鎮痛や消炎の助けになる!
リウマチの痛みを持つ方にも重宝されてきたのがセントジョーンズワートのオイル。
ハーブは1種類でも本当に色んな顔を持っています。
あと、マカデミアナッツオイルがまた素晴らしい。
人間の皮膚の脂肪酸ととても近い成分と、オリーブ油と同じオレイン酸の相乗作用で
とても皮膚に優しくてなじみがいいんです!
ちょっとしたすり傷や、痛みの軽減などに使える定番のコンビ!
出来るのが楽しみだわぁ。
*セントジョーンズワートの注意
2000年に当時の厚生省がセントジョーンズワート含有食品と
下記の医薬品との併用には注意が必要と発表されています。
該当される方は安易に服用する前に処方した医師に相談を。
日本では医薬品との相互作用で注意喚起がされているのは
今のところはこのセントジョーンズワートのみです。
①インジナビル(抗HIV薬) ②ジゴキシン(強心薬)
③シクロスポリン(免疫抑制薬)
④テオフィリン(気管支拡張薬)
⑤ワルファリン(血液凝固防止薬) ⑥経口避妊薬
とくに、②と④、⑤は比較的処方頻度の高いものです。
あっ、そうそう、
ご報告が遅れましたが、夏に検定に合格したあと研修を経まして、
昨年11月に晴れて『メディカルハーブコーディネーター』として認定されました。
今、次の勉強に入ってるんですが内容濃すぎて脳みそがフニャフニャです。