③我が家の急激に本格的に始まった介護のこと、少しずつお伝えしていきます。Part3 | 史桜(shio)のblog 元劇団四季ミュージカル俳優,ヴォイストレーナー,ミュージカル,ワークショップファシリテーター,セミナー講師等

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我が家の

急激に本格的に始まった

介護の話

Part3です

長文です

みなさん

こんばんは

ヴォイストレーナーの史桜〜shio〜です



一昨年10月に

認知症と診断された母

喉頭がんの治療をしながら

家事全般を

引き受けて

母の介護をしてくれていた父


父を助ける意味でも

昨年11月から

その両親の暮らす

二世帯住宅の1階に

引越しした私たち夫婦


最初は

母がおかしなことを言う

とか

片付けさせてくれない

とか

そんなことはありつつも

両親も

自分たちの生活は

自分たちでやるから

あまり

関与しないでほしい的な

雰囲気で


昨年のうちくらいは

両親は

自分たちで

自立して

生活できていたんです


私たちも

口出しも

手助けも

ほとんどせず


ただ

家の中の片付けや

家の周りの

メンテナンス

恐ろしいほど放置されていた

玄関周りの

花壇や木々

裏の竹林

そのあたりの手入れは

やっていました


特に母は

「ここは私の家」

という

意識が強く

(それは間違いないんですが)

勝手にモノを動かしたりは

絶対にNGな感じ

いちいち

何か捨てるのも

母にお伺いを立てるという

なかなか

面倒くさい状況


年末に

玄関周りの大掃除をしていたら

母が降りてきて

「勝手なことをやってる」

と怒りだす

ていうか

その日の朝

「今日は玄関の掃除するねー」

と伝えていたのに

それをすっかり忘れて

「勝手に」と

すごい形相

その顔を見て

私は

耐えられず

「助けて!」

2階にいる

父を大声で呼び

「母がおかしい」

泣きついたことも


その頃は

父は

母の介護にヘトヘトになりながらも

母にさとしたりしてくれもしていて

その時も

「しお達が一生懸命

俺たちの家の掃除してくれてるのに

何を文句言ってるの?

どーしたいの?」

母をなだめてくれ


ていうか

朝には声掛けたし

言ってある

と言っても

覚えていないんだから

本人にとっては

寝耳に水?

ていうか

玄関掃除してあげてて

文句言われたら

たまらんわ!!!

私もキレる

みたいな


声をかけたものの

母は

お得意の

夕方まで寝る

その日もやっていたので

母としては

起きたら

下でバタバタ何かやってる

勝手に玄関を掃除してる!

朝の会話をすっかり忘れて

怒り出した

みたいな


こんな

ことも

色々とありつつ


この頃

父とは

「母のことを一緒に支えていこうね」

話していたんです


ところが

年明けくらいから

父は

だんだんと

具合が悪い

今日は寝ています

言い出して

起きて来なくなり

母はもともと家事ができなくなっていたので

両親の家のことは

誰もやらない

私たちも

変に手伝って

できることを奪ってはいけない

聞いていたので

手を出さずにいたら

家中の食器が

使われて

洗っていない状況

「洗い物しなねー」

声はかけても

やらない

やれない


最終的には

もう

衛生的にも

放っておけないと

私が数時間かけて

大量の

洗い物をする

この時

母に

「手伝って」

というと

手伝ってはくれる


自分ではやれないけど

誰かが一緒にやるとやる


私も夫も

仕事もあり

自分の家の掃除や片付けも

まだまだ

ある中

両親の家の家事をやる時間は

ほぼなく

でも

これは

もう

放置できない状況なんだと

私たち夫婦も覚悟を決め

他の家事も含めて

手を出すことに


色々手伝いつつも

仕事から帰って

両親の家に行くと

母も父もベッドで寝てたり

もしくは

ソファで寝てたり

とにかく

ほぼ

「寝てる」

ますます

ボケが進むからと

朝仕事行く前に声をかけて

起こしてはみるものの

やることないから

結局寝ちゃう

「寝てるなら家事しろよーーー!」

思うけど

それは

彼らの中では

「やること」ではないらしい、、、


そして

年明けくらいからか

父が

認知症のような症状をみせ


話も

行動も

どんどん

おかしくなり

亡くなっている兄を

生きているように話したり

夜中に起きていて

「もう夜中だから寝なよ」

と声をかけても

「僕は23時までは寝ないんだよ」

夜中3時にのたまう

無理やりテレビを消して 

寝室に運ぶも

数分で

また

起きてテレビをつけて見ている

もう何年も前に辞めている

仕事に行こうとする


その姿に

認知症の母が

「K平さん(父の名前)

 おかしなこと言うのよ

 心配になっちゃう」

と言い出す始末


さらに
父が

具合が悪いと寝ている日々が続き

母のかかっている

認知症外来に

父を連れて行くも

認知症ではなく 

鬱である

という診断

しかも

お酒による鬱


それから

お酒とタバコを辞めさせるようになり

今度は

父は

本当に

何もしない

やり始め


トイレに行く

以外は

何も

大好きなテレビも

撮り溜めてある 

映画やドラマを観るのも

好きだった父は

それを観ることもせず

顔も洗わず

歯もみがかず

風呂もシャワーもせず


ごはんも

ほぼ食べない

ほんとに

食べない

今度は

病院で

栄養ドリンクを処方され

それで栄養を補給して

どーにか生きている感じ


鬱の薬も

効いてるんだか

逆効果なんだか

わからない中


介護の公的サポートを受けるべく

介護認定の申込みをしたのが

2月の半ば


その頃

仙台(夫の実家)では

文字通り義母は危篤状態


その関係で

私も夫も

何度も仙台に足を運んで

その時には

我が家では

両親が2人きり

ということが

何度かありました


とある

2泊家を空けた時は

出かける前に

食べられるモノを

家に用意して

(母は自分で作ったりできなくても

 空けてすぐ食べられる

 パン、おにぎり、お菓子は

 食べられたので)

薬も

わかるように

並べて

文字で

「母用 ○日朝」

「父用 ○日昼」

ひとつひとつ書いて置いてきて


ここまで用意して

3日後

私が家に帰ったら

夕方なのに

両親共にベッドでスヤスヤ寝てる

用意しておいた

薬も一つも飲んでない

食べ物も

お菓子が少し減ってるくらい

父用の栄養ドリンクも

飲んだ様子なし、、、


ブチっとキレて

両親を怒鳴る私

仙台では

義母が必死に生きようとしている姿を

目の当たりにして

夫を残して

ひとり帰ってきた私には

自分の両親の姿が

もう

許せなく


なんで寝てるの?

昼間に起きないとボケちゃうよって

何度も言ったじゃん

食べなよって食料用意して

薬も用意して

何一つ飲んでないって

なんなのよ!

と、、、


この時は

携帯に電話しても

家電にかけても

ふたりとも電話に出ず

2日間

きっと

ホントずっとただただ

寝てたようでした


また別のタイミングでは

仙台から電話入れて

薬の説明しても

母は理解できず

自分も飲めないし

まして

父に薬を飲ませることもできない

父の栄養ドリンクを

母に父に飲ませてくれるよう

電話で頼んだら

「あのドリンク美味しいわね」

と母

おまえが飲んだんかぁーい!

それ

父のだからな

父のお薬みたいなもんだからな

母は飲んだらダメなのよ

言ってもわからず

結構

母も飲んじゃう

この時は

帰ったら

すごい量の

その栄養ドリンクの空き缶が

家じゅうにゴロゴロ転がってました


そして

介護認定の申込みをした翌週

義母が亡くなりました


そんなバタバタの中

義母が亡くなった1週間後

介護認定士の方が

我が家に来て

父と母の面談をしました


面談時は

もし

父や母が

事実と違うことを言っても

その場では否定せずに

黙って聞いていてください

言われ

その通りにしていたら

ホントに

事実とは違うことしか言わずに

びっくり


認定士さん

「今、何かの病気と言われていますか?」

「認知症です」 

私(心の中)

「いやいや

 あなたは認知症ではないから!

 言われてないから!

 認知症なのは母だから!

 あなたは鬱

 もしくは

 喉頭がんな」

と、、、


認定士さん

「顔を洗ったり、歯を磨いたりは

 お風呂に入ったり

 ご自分でできますか? 

 どのくらいの頻度でしますか?」

「自分でやります。 

 お風呂は2.3日に一回

 顔は朝洗います

 歯磨きは夜です」

私(心の中)

「お風呂は1ヶ月近く入ってないし

 顔も歯も2週間は何もしてないよね」


みたいな、、、

ここで

「トイレは自分で行けますか?」

という質問

ここは父も

「行けます」

そして

私も

「行けてます」

の答え


「オムツやリハビリパンツははいてますか?」

には

実際

使っていないし

トイレは自分で行けていたので

NOという返事

だったんです

この日までは


ところが

翌日の朝

まさに

次の日

父を起こして

着替えを手伝って

カラダを蒸しタオルで

ふいてあげようと

服を脱がすと


な?

お!?

なんと

トイレに行けていない?!

という状況、、、

パンツの中

おしりが大変なことになっており

いわゆる

お漏らし状態でして

パジャマのズボン

パンツ等々は

捨て

ウエットティッシュやら

蒸しタオルで拭き

(そのタオルも捨て)

一旦服を着せて

速攻

車飛ばして

近所の薬局へ

オムツ?

リハビリパンツ?

パット?

お尻拭き???


何が必要なのかも

全然わからん!

パニックになりつつ

自分を落ち着かせ

薬局の介護用品売り場で

ウロウロ

その時の父の状況としては

自分で歩ける

寝たきりではない

カラダの大きさは小さい方

特にこの頃は

食べれなくて痩せているのもあり

とりあえず

自分で歩ける人用

男女兼用の

リハビリパンツの

Mサイズ

お尻拭きを購入して

帰宅

父に履かせてみる


父はね

その時

自分が

漏らしてしまっていることを

わかっていない様子で

恥ずかしいとか

気持ち悪いとかも

全然ない感じで、、、


立ててるし

よろよろしながらも

歩けてはいるんだけど

意識はもうなんか

どったいっちゃってて

この日

介護認定士の方が来た翌日から

父のオムツ生活がスタートし

今も続いています


オムツ関連の事件は

この後も

日々どんどん

起こるのですが


もう

ホント

長くなってしまったので

Part4に続きます


その後すぐに

介護認定士の方に電話をして

「昨日のお話では

 自分でトイレに行けていると

 お伝えしましたが

 今朝

 こんなことになりまして」

お伝え

通常は

認定書類を書いた後

書き直しするには

また訪問する必要があるのですが

言いつつ

特別に電話での報告に合わせて

書類を書き変えてくださり


父は要介護3

母は要介護1

の認定がおりたのでした


ここから

またまた

怒涛の日々が続きます

↑レッスンのスタジオ近くで

見つけたお花


その他

介護の話はこちら

 ↓


⚫︎介護認定の日 

 ↓

https://ameblo.jp/saitodesu0314/entry-12842702240.html


⚫︎ケアマネジャーさんがきた日

 ↓

https://ameblo.jp/saitodesu0314/entry-12846178812.html


⚫︎担当者会議の日

 ↓

https://ameblo.jp/saitodesu0314/entry-12847226924.html


ここまで

長文お読みいただき

ありがとうございます


介護のことを

ブログに書いたり

会う人に話すようになって

介護をもう

20数年してる

とか

4人介護していた

とか

色々とお話しを聞くことが増えました

私たちの介護生活は

まだまだ

始まったばかり

だからこそ

戸惑いもあり

慣れなさ過ぎて

てんてこ舞いですが

みなさんの

アドバイスや

励ましの言葉に

めちゃくちゃ勇気と

元気を頂いています

本当に有り難うございます


そんなこんなで〜


みなさま

今夜も

ステキな夜をお過ごし下さい



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