「負ける」ということ | @UCLA

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アメリカ・ロサンゼルスにあるUCLAでの一年間の交換留学から現在まで、感じたこと・経済金融などについて

今日、UCLAの体育会サッカーのトライアウトを受けてきました。



 



結論から言うと、残念ながら落ちてしまいました。

今年に入ってから、34回しかボールに触ってないうえに、体力が落ち切っていたので、当然の結果といえます。


 



トライアウトの結果はweb上で発表され、受かった学生の名前のみが掲載される、受験発表と同じ仕組みです。

見た瞬間、久しぶりに猛烈な悔しさと、もっと準備をしておけばよかったという後悔が押し寄せてきました。




部活動全般に言えますが、思えば、高校までのサッカーでは、常に勝負にさらされていました。

勝つか負けるかという結果であり、客観的なもの定量的なものでした。



 


一方で、大学では企画系のサークルに所属していたのですが、そこでの成功や失敗の定義は、組織、個人によってさまざまで、中々strictな判断軸がありません。

定性的であり、個人の主観に委ねられます。

もちろん、自分の中で確固とした軸がある場合は別に、記憶というのは、えてして美化されてしまうものです。


 



 



 



 


最近、自分が面白いと思ったTV番組に、NHKドラマの「下流の宴」というものがあります。


 


簡単なストーリーとしては、理想の家庭を築いたはずの専業主婦・由美子だったが、気が付くと夫の左遷、娘の就活失敗、フリーターの息子が「下流」の娘との結婚を宣言。自らの「中流」家庭を守るため、闘っていくというストーリーです。


 


面白いので是非見てみてください。


で、ドラマ中いい味を出していたえびすさんが、最終回のあるシーンで新幹線に例えてこんなことを言います。

「人間いつかは負けるんだ。こだまはひかりに。ひかりはのぞみに。負けるのを勉強するのが人生。なんだな。」


 



なかなか深い言葉です。





 


また、UCLAバスケ監督名将のJohn Woodenは、


That's what really matters: if you make effort to do the best you can regularly, the results will be about what they should be.

と言っています。



勝負は、練習の時についているということです。勝負の結果だけに捉われてはだめで、to the best of my abilityの努力をしていれば、おのずと結果は導かれる。

また彼は、試合後、結果を知らない人が選手の顔を見たときに、勝ったのか負けたのかを判断できないくらい、いつでも胸を張っていなさい、と言っています。


 


NCAA全米大学バスケットボール選手権でUCLAを10度の優勝に導いた人。発言の重みが違います。


 





 


勝負のためには、自分の能力の限界まで準備を重ねる一方で、結果に対してはあくまでもドライに、勝って有頂天になったり負けて卑屈になったりすることなく、客観的な判断を下すこと。


 


留学に来る前に、ぬるま湯につかっていた自分には、当然のことを思い出すいい機会になりました。